【YAMAHA新商品】これがFG9RX FS9RX だ!!

YAMAHAのアコースティックギターFS9、FG9は新設計のシリーズとして2023年に登場しました。見た目の個性もさることながら、TOPにアディロンダックスプルースを採用したフラッグシップにふさわしいサウンドで高い評価を受けています。今回は新登場のFG最上位モデル、FS9RXとFG9RXについて紹介して行きます。

FS9RXはフォークサイズと呼ばれる少し小さいボディで、634mmのスケールです。これは後述するFG9RXよりも短いスケールとなっており、そのためより柔らかいテンションでアタックの反応に優れたモデルと言えるでしょう。トップはアディロンダックスプルース、ローズウッドのサイド&バック、マホガニーネックを採用しています。Atmosfeel(TM)ピックアップシステムによる自然なアコースティックサウンドを出力することができます。伸びやかで滑らかな感触の音で、低音は太く、アディロンダックスプルースのハリのある特徴を十分に感じられるます。ソロギターなどのきれいな表現にピッタリですが、いかにもと言ったブライトな音ではなく、木材の温かい質感を持つFSらしいサウンドといえます。

まず目をひくのはバインディングの特徴的なデザインです。これは木製ロープパターンと言い、繊細なモチーフを木材の組み合わせで表現しています。
ネック裏のカラーはダークブラウンの塗装が施され、GOTOH製 SXN510(コスモブラック)オープンギアペグがキラリと光ります。全体的にコントラストのきいた外観となっています。指板に施された組木細工モチーフのポジションマーク、バインディングの日本らしい細かい仕事など、演奏するだけでなく見た目にも興味深く目をひくデザインとなっています。バックのセンターにはローズウッドに映える白い線が、これも木材によって表現されています。

こちらはFG9RXです。見事なアディロンダックスプルースとローズウッドの木目が美しい個体です。650mmのスケールとドレッドノートスタイルのボディで、ストローク伴奏に最適な、広い音域のサウンドとなっています。FSに比べて音の分離感があるように感じます。特に弾き語りスタイルのプレイヤーには最適なギターと言えるでしょう。
ネックヒールの象徴的なロゴマークは【FG】です。FSと同様、とても細かい木工表現となっています。目を凝らして見れば見るほど、その繊細さに驚くばかりです。

これが内側のネックジョイントです。
ジョイントは高精度に仕上げたボルトオンと接着部分を組み合わせており、ボディ振動とメンテナンス性を向上させた新しいデザインとなっています。
TOPの裏側に振動を拾うピックアップが付いています。ブリッジプレートはメイプルです。これが独特の温もりと力強さのあるサウンドの秘密となっているんですね。

ケースは特別仕様となっています。グレーのツイードを張りグレーのステッチが施してあります。少し丸みのある形で、綾織ツイードが柔らかい手触りで高級感があります。金属部分はギター本体のGOTOHペグと同じコスモブラックでカラーマッチしています。【YAMAHA】のプレートがキラリと光ります。

FS9RXとFG9RXは、ギター本体のみならずハードケースに至るまで、日本の伝統的な美しさと技術が詰まった最上位のFシリーズです。
待望のAtmosfeel(TM)ピックアップシステム搭載のFS9RX、FG9RXをぜひこの機会にご検討下さい。

Yamaha Acoustic Guitar Experience 御茶ノ水ハーベストギターズ