【渋E一本】SCHUSTER B♭トランペットが入荷。シュースター家の意志を継承した、GOODなトランペット!
2019-02-03 こんにちは。渋谷EAST店のこばやしです。
本日ご紹介しますのはこちら。
Schuster。

シュースターです。

B♭トランペット GS-1 です。

1880年代に始まり、1930年代ごろまで存在していた、Schuster一家が育ててきたブランドです。
元々、年代から推し量られるとおり、ドイツの老舗だったようですが、WW2の戦火に巻き込まれて工場は閉鎖・・・
ブランドは消滅・・・
したと思いきや、しっかり受け継がれていたようです。
ですからこうして、当店に中古が入荷していますものね。
シュースター家の意志は継承されたんですね!(これが言いたかった)
ざっくり年表。
カール ゴトトロブ シュースター 1788-1862
カール ゴトトロブ jr. 1825-1913
シュースター&ショーン 1851-1881
シュースター&Co 1881-1943
ネットで調べたので、正しいかどうかは詳しく存じ上げませんが・・・
(後から解説しますが、今回の個体は、上記の年代のようなオールドの品ではありません。
現代の楽器です。)
さて、今回の個体を良く見てみましょう。

ピストン周りを見ると、製造精度の高さが見て取れますね。カッチリ。この画像だけでもドイツっぽいですよね。

ボアサイズはMLです。11.5、11.6mmくらいでしょうか。

管厚はそんなに分厚くないです。
と、ココまで見ていただいた方
トランペットお好きな方はもうなんとなくお分かりかと思いますが。
B&Sっぽくないですか?
チャレンジャーIIにそっくりですよね・・・
まあおそらくそういうことなんでしょうね。
詳細はちょっと分かりませんでしたが・・・
WW2が終わり、ブランドとして残ったシュースターを
ドイツの某工場でOEM生産して復活したのが
この現代のシュースターというわけらしいです。
なのでまあ結局、昔のシュースターとはまた違うものってことですね。
でも魂は受け継がれていると
信じたいですね。
さてここからは私の感想なのですが
パッと見・・・
BACHのストラッドコピー系なのかと思ったんですが
そうでもありませんでした。
(↓吹いてみました)
吹いたら結構抵抗感がしっかり強めで
BACH180MLより強いかもしれません。
むっちりした吹奏感。
なかなかGOODな一本です。
コストパフォーマンスは良好ですね。
低価格帯でもしっかり吹き込める楽器を作ろうとしたの
かもねー・・・って感じです。
商品ページはこちら。
さて、本日はここまで。
またの更新をお楽しみに!
担当 こばやし