ODのジャンルとなったエフェクター
2018-09-17 皆さんこんにちは。イシバシ楽器御茶ノ水本店エフェクターフロアの
アンビエント中嶋です。
HELIXファミリーまたHX EFFECTSに搭載されています。
各エフェクトのモデルを一つ一つ掘り下げていこうと思います。
今回ご紹介するのはDistorsionモデルからScream 808です。

Scream 808は【Ibanez/ TS808】をベースとしております。
TS系、その伝説
説明しなくてもわかるでしょう。
IbanezのTS808です。
最近ですとNuTubeScreamerが発売されたましたね。
TS系の元祖ですね。
彼がいるからTS系ができたわけで、未だにどのブランドもTS系のオーバードライブを無視できないでしょう。
再確認の意味も込めて、TS系の違いを少し。
TS9はピッキングのニュアンスが出るハイミッドあたりを少しガリッと出したサウンドで一番明るい特性を持っております。
TS808は全体的にフラット、スムースな歪みで密度が細かくなります。
TS10はこの中で一番ミッドによっている音で、ギターソロなどにかけるには10が一番合うでしょう。
とまあ簡単にこんな感じで、
TS808はスイッチだのオペアンプなど説明しだすとキリがないので、説明しません!
感じてください。
僕が個人的に気になったのがなぜ808なのか、これは予想ですが、アンプの歪みのゲインアップのために使うと言う目的のためかなと思います。
TS9だと、幅広く使えるのですがゲインアップの用途で使うと少しミッドが立ってしまいます。
これが案外アンプとの相性が悪いものがあったり。
TS10はもうそのもので使ってくださいって感じですかね、フェンダー系のクリーンでもジャズコでもどんとこいというような感じですね。
なので本当の意味でプッシュアップしてくれる、また歪みの密度を濃くしてくれるものはやはり808なのではということではないでしょうか。
さてここからはHELIX側のパラメーターを見ていきましょう
・Gain
歪具合が変わります。右に回すと歪が強くなっていきます。
・Tone
音の明るさを調整します
・Level
音量調整です。
歪具合が変わります。右に回すと歪が強くなっていきます。
・Tone
音の明るさを調整します
・Level
音量調整です。
こんな具合になっております。
特に説明はいらなかったですね。
シンプルです。
どんな使い方がオススメかと言いますと、真空管系のアンプとの相性が抜群です。
ジャリっとしたアンプでもこいつをかますことで密度濃く、ミッドに集めながらも、サスティーンを向上させてくれます。
シンプルイズベスト!
もちろんクリーンのソロなどでボリュームを稼ぐのにも使えます。
シングルコイルとの相性は最高です。もちろんハム系のギターにも使えます。
今回はここら辺で!
また次回お会いしましょう!!

エフェクターフロアのアンビエント中嶋が
お送りいたしました。
さいなら!
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イシバシ楽器御茶ノ水本店
Tel: 03-3233-1484
mail:ochanomizu@ishibasi.co.jp
担当: アンビエント中嶋
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