【サックス】アルト PRO ONE 入荷しております!
2018-07-05
当店でも多くの方に選んで頂いているブランド、アンティグア。
その最高峰ともいえるのが「プロワン」です。
アンティグアのイメージを聞くと
・初めてのサックスとして良いらしいよね?
・国産には負けるけど、そこそこ使えるよね?
・エントリーモデルだよね? そだね?
と言わる事も多く、一般的に認知されている事だと思います。
そういう部分も魅力の一つであるわけですが、いまいち魅力が伝わっていない部分もございますので簡単に魅力を振り返ってみましょう!
まずは「スタンダードモデル」

一般的にAS GLやアルトサックスと
表記されているモデルです。こちらは軽い吹奏感で鳴らしやすいので
みなさんがイメージしている「アンティグア」のイメージに近いと思います。
音程精度も良いのでおススメのモデルなのであります!
そして「マーク2」

MK2やMark IIと表記される事が多いモデルです。
こちらはより実践的なサックスに仕上がってます。プロフェッショナルグレードには届きませんが、良い音色で演奏ができます。入門用だと音がいまいちで気分が乗らないと思う方や、しっかりサックスらしい音色で
演奏したい方におススメのモデルです。
そして「ZZ」が付くモデルは単純にケースとマウスピースが違うだけで、本体は一緒です。「スタンダードZZ」は本体がスタンダードと同じでケースとマウスピースが違うだけです。
アルトサックスはメイヤー、テナーサックスはオットーリンク(S.T.M)がつきます。
後からケースやマウスピースを変えたいと思っている方にはお買い得な価格設定となっておりますが、趣味が合わない場合や、まだマウスピースを決めかねている場合はノーマルで問題ないと思います。
スタンダードモデルとマーク2の違いは、ネックのプレートの有無、譜立て止めネジの場所、管体キイポストベースの有無があげられます。
例にキイポストベースを比較してみると・・・
スタンダードモデル

マーク2

スタンダードモデルはキイポストが個々の取り付けられているのに対し、マーク2は一枚の板の上にポストが立っているのが解ります。こういう違いにより音にも差が出てくるんですね。
そして今回入荷してきた「プロワン」

後ろのポスターに載っている、ピーター・ポンゾール氏が監修しています。
上級者が使用するレベルの音色とポテンシャルを秘めてます。むしろこちらの音色が好みと
いう方も多いです。特にSELMERに代表される海外メーカーの音色が好みの方は一度試してみる価値があると思います。
管体材質、トーンホール、ネック、独自のベル設計、機構共に
このプロワンだけの設計が活かされております。
特にトーンホールは低音のトーンホールにハイブリットロールドトーンホールを採用しています。
これにより音の立ち上がりがよくなり、芯のある音が出しやすくなっています。

中高音のトーンホールは一般的なつくりになっています。

しっかりとした自然な吹奏感、その吹奏感に応じた反応と音色は上達すればするほど実感すると思います。仮に1.5倍の価格でも納得してしまう音色です。
細かい部分でいうと仕上げの面では国産メーカーには負けてしまいますが、使っていくと傷はついてしまいますし、さほど気にしなければ問題ないレベルです。
別の仕上げも欲しいと思わせてくれるほどレベルの高いサックス
「プロワン」です。
商品ページはこちらから
https://store.ishibashi.co.jp/ec/pro/disp/1/03-461098500
Antiguaのエントリーグレードに「エルドン」がございますが、また別の機会に
ご案内致します。
担当 菊池