ハマ・オカモトモデル特集#3?眼鏡とプレべとビンテージ?
2016-02-05こんばんは!渋谷店ベース担当福田です^^
さてさて前回はジャズベースとプレシジョンベースのサウンドの違いを動画で解説させて頂きました。
特集第2回記事はこちら^^
今回は特集3回目。
自称メガネ好きの私からすると、ハマ・オカモトさんといえばプレベヒーローであると共に
メガネヒーローだという認識なのです。
ということで今回は若干無理矢理ですが、メガネとプレベとビンテージについて
たっぷり書いてみようと思います!

中学生の頃から眼鏡をかけ始めた私、眼鏡暦約15年。
楽器だけでなく、眼鏡にもビンテージがあるという事に気付いたのは約2年前。
先輩上司がかけていたアメリカンオプティカル(眼鏡界のフェンダー)でビンテージメガネの存在を知りました。
フレームカーブの美しさや、細かいパーツのデザインの放つ、現行モデルでは再現しきれない
唯一無二の存在感に触れ、一瞬で虜になってしまいました。
その後専門店に通い、ビル・エヴァンスやジョン・レノン、エルビス・コステロ等、
偉大なメガネヒーロー達の話を聞いているうちにすっかりビンテージ眼鏡の魅力に惹かれてしまい、
コレクションを始めたわけです。。
拘りは今じゃ珍しいガラスのレンズをセットしている点。プラスチックレンズよりも当然重いですが、傷つきにくかったり、視界がクリアというメリットもあります。
何より物としての存在感が増す事、最高です。。
僕が最近買ったのは8角形のフレームで、、
と、これ以上語ると楽器屋さんは楽器の記事を書きなさい!と怒られてしまいますので
そろそろ本題へ。笑
もし楽器とメガネ好きな方がいらっしゃいましたら是非渋谷店のベース村まで遊びに来てください!メガネトークしましょう。
さて、今回お伝えしたビンテージメガネの魅力は、やはり楽器に置き換えてみても共通項が
多くあるように思います。
例えばエレキベースのビンテージギアと聞いてまず最初に挙がり、かつ使用率の高いブランド、
フェンダー。現存するブランドなので現行品とビンテージの違いを尋ねられるお客様は
多数いらっしゃいます。
ビンテージといっても年代によって価格も仕様も大きく異なってくるのですが、
共通した現行品との違いは、主に音の柔らかさと洗練され過ぎていないクラシカルなデザイン、
この2点ではないでしょうか。
現在、渋谷店には幸いにもフェンダープレべの当たり年と言われる1962年の個体があります。
(2016年1月現在)
そっと触れてみると分かるのですが、木の温もりをも感じさせるオリジナルラッカー塗装の感触、
ボディカーブの曲線美、これらは当時の物だからなし得る芸当だったと言えるでしょう。
ベーシストはもちろん、ひと弾きでオーディエンスのテンションをMAXまで高めてくれる
ふくよかな低音が凝縮されているのです。
ちなみにビンテージフェンダーの歴史上にもレアスペックと言われる物が存在しており、
その一つがハマ・オカモトモデルで採用されている「パドルペグ」です。
通常、フェンダーベースに搭載されているペグは3葉型のデザインのものが大半を占めますが、
1966年から68年の間はべっこう飴型のデザインが採用されていました。
見た目がボートのパドルに似ている事からパドルペグという愛称がついたこのペグ、
更に言うとプレシジョンベースに搭載されていたのは68年だけという超ピンポイントな仕様
だったのです。
サウンドは勿論ですが、このようにビンテージ楽器ならではの拘りの仕様を掘り下げていくと
所有欲がふつふつと湧いてくるのであります。

オリジナルのパドルペグ。クロームメッキの輝き方が現代のパーツには無い
独特な鈍さを持っています。

復刻されたパドルペグ。丸みを帯びたデザインまでしっかりと再現されています。
そんなレアパーツをジャパンEXシリーズで復刻させてしまったのだからハマ・オカモトモデルは
凄いのです。パドルペグファンにとっても一大ニュースだったでしょう。
渋谷店での店頭展示は3月頃を予定しております。
是非お楽しみに!
フェンダー ハマ・オカモトモデルの予約受付ページはこちら!