YTR-734をが入荷! コンディション良好です!
2015-03-05
ドバーン! YTR-734が中古で入荷しました!
いやはや、なんともイイ雰囲気の楽器ですね?。

1977年、ヤマハがYTR-737を発売する以前に、プロモデルの座に鎮座していたモデル。
今となってはおよそ40年近く前の楽器ということもあり、中古もほとんど見かけません。
というよりも無事に残っている個体を見かけること自体ほとんどありませんね。



737になるとこのゴムみたいなパーツがフェルトになったような。

凹み修正こそぽつぽつ見られます。
結構キレイに直っているので目立ちません。(目立たないだけでよく見ると見えます。)
ところでこのベルのシルエット・・・スマートですね?
お気づきでしょうか?
このベル縁の響き線!

そうです。なんか薄いッすね?
ここにはブラスだったり鉄だったりという金属を巻き込んで、振動をコントロールさせたりする役割があるんですが、それがどーも細いようで。フレンチビートとまではいかないものの、現行のモデルとは違った雰囲気の振動になっていますよ。

左が734、右は4335GII。(バックっぽくぷっくりしていますね)
中を開けて見た訳じゃあありませんので、実際どんなものが入っているのかは判りませんが、当時はシルキーをお手本にしていたことも関係しているのでしょう。
ちなみにシルキーは銀メッキが大好きで、(ラッカーは皮膜が分厚くなりすぎてしまうから、らしいです。)
この時代のヤマハも銀メッキばっかりですね。
で、私もワクワクしながら吹いてみましたが・・・
経年した結果かどうかは判りませんが、倍音成分が非常にまろやかで心地よいサウンドです。強音時の華やかさもあり、現在のヤマハとは異なる雰囲気を楽しめます。
これは是非お試しいただきたい・・・!
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担当 こばやし