YTR-737が中古で入荷致しました!
2014-10-30 さて今回ご紹介いたしますのは、YTR-737!
およそ1970年代、シルキーの楽器を模して製造していた頃のモデルです。
現在のラインナップとは少し違った印象を受ける仕様で、例えばベルが少し大きめであったり、管厚が薄かったりと、とにかく華やかな鳴りを意識した楽器です。
現在のゼノシリーズとはまったく違ったサウンドですので、まだ吹いたことのない方は是非!
そしてなぜ今回わざわざご紹介するかといいますと・・・

面白ポイントがこんなところに。

現在のラインナップと比較すると、ピストンのストローク幅が若干異なるんです。
まずYTR-737のストロークは・・・

20mmから5mmですので・・・約15mmです。
そして今回の比較対象は4335GII。本当はカスタムがあったらよかったのですが、残念ながら在庫切れ。

20.5mmから4.5mmですので、約16mmですね!
なんだか誤差でどうにかなってしまいそうな結果ですが、1mmって結構大きい差ですね。
これを進化の結果と取るか、失われた何かかと取るか。
(パーツの共有ができませんよ、ということの方が重要かもしれませんね。)
なかなか面白いサウンドです。今のヤマハに比べるとパワーこそ負けちゃいますが、華やかな鳴りは魅力的です!
ウインドパルに展示中!早い者勝ちです!
担当こばやし