札幌発のハンドメイドエフェクターブランド「1995fx」を弾き比べ
2020-04-10 御茶ノ水ROCK SIDEの○○全部弾いてみた。
第四弾は番外編??
趣向を変えてエフェクターをピックアップ!
札幌発のハンドメイドエフェクターブランド
「1995fx」
の現行4機種を弾き比べ!
・弾き比べルール
同じギター、同じアンプのセッティングですが「フレーズはサウンドに合わせて」の弾き比べとしました。
ではスタート!
一機目はSandy Drive II
MXR DISTORTION IIをベースにしたモデル、という所がブランドの個性を表しているのでは。
独特なコンプ感を持っており、ローゲインでのカッティングが気持ちいい….
手元でのVolumeの追従性も良好。
ゲイン上げ目でのリードサウンド→手元のVolumeを絞って作るクランチもGoodでした。
ハムバッカーでの使用もまた違う表情で..
ローゲインではコシのある質感で単音メロディーフレーズが心地よく弾けます。
ハイゲインやドライブと組み合わせても面白い。
二機目はPellucid II
透明感のあるドライブ、と言う事でいわゆるトランスペアレント系。
かなりしっかりと歪みつつ、芯は残るサウンドが印象的。
アンプのドライブや他エフェクターと組み合わせての使用もオススメです。
ハムバッカーでは…
キュピキュピッとしたアタックとヌケの良さ、バイト感が印象的。
ギターの美味しいところを持ち上げてくれます。
汎用性が非常に高いので、持ってて損は無し。
三機目はTo Calm
Marshall / SHRED MASTERを元にした…というところでまたマニアックなチョイス。
Counterノブの操作がキモで、Marshallらしい質感は持ちつつ操作性とサウンドがアップグレードされた印象。
5ノブで一見複雑ですが、直観的にガバッと音作り出来ちゃうので扱いやすし。
12V電源を使用する事で、よりハイファイで解像度の高いサウンドも可能との事。
ラスト、四機種目はin conceal
ラインナップで最も攻撃的なハイゲインドライブ。
コントロールはSandy Drive IIと同じ構成。
深く歪ませても輪郭と芯がしっかりと残る、現代的なサウンド。
こちらは18V電源まで対応しており、To Calmと同様によりハイファイなサウンドを出力可能です。
以上、現行四機種の弾き比べでした。
エイジドされたようなルックス、最近のエフェクターには珍しく使い込んでいっても味が出そうな塗装もポイント。
今回使用したギターは
Fender / American Original 60s Jazzmaster
Gibson Memphis / 50th Anniversary 1963 ES-335TD
アンプはMarshall / JVM205Cを使用し、セッティングは以下の通り。

今回ご紹介の1995fxの商品詳細はこちらから。
・編集後記
こんなタイミングなので、動画コンテンツも強化中。
これの音が聞きたい!というリクエストも出来るだけ応えます。
というわけでまた次回の御茶ノ水ROCK SIDEの○○全部弾いてみたをお楽しみに!