「ハイエンド」の名に相応しい、入魂のオーダーWarwick。

「至高の1本」を目指してドイツにてオーダーした拘りのSS1。

2020-04-11 ベースフロアの福地です。


最近ラップのフリースタイルバトル見るのにハマってます。そこから音源もディグっているのですが、なかなか面白いです。

私は英語がてんでダメなので今のところジャパニーズヒップホップしか聴けてないですが・・・サンプリングの元ネタも徐々に掘っていきたい今日この頃です。


それでは、新入荷ベースをご紹介します!UMB(アルティメット・マジで良い・ベース)です。

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Warwick Custom Shop / Streamer Stage I Black Walnut Burl Top / AAA Flame Maple Back


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昨年2019年の6月に私、担当:福地がドイツで行なわれたワーウィック・オーダーツアーにてオーダーしたStreamer Stage 1です。

ツアーにてオーダーしたワーウィックの中で最もハイエンドを意識した個体となっていて、遠目から見るとK・Sかな?というルックスですよね。ただ、私の中の理想の「ハイエンド」のイメージを具現化したのが当機です。

トップ材はオーダー・ツアーの中で最も入念に選定した一枚です。クロッチ・ウォルナットのような放射状の杢目が好きすぎるあまり、木取りまで細かく指定し理想に近づけるべく選定しました。


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ウォルナットハワイアン・コアチューリップウッドが好きすぎて定期的に画像検索しているのですが、ここまで見事なウォルナットは中々見かけないと思います。・満遍なくバール杢が出ている・ブックマッチにしたときのバランス・色の濃さ、どれをとってもThis Is最高に丁度良い材です。

ワーウィックの木材庫にて1.2四方×10cm厚くらいの板を何枚も選定したのですが、ウォルナットって材の時点でめちゃめちゃ重いんですよね・・・選定時に足腰を犠牲にしましたが、納得のいく良い材を選べたので結果オーライですかね・・・。


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個人的ベスト・杢目はこの5弦側ホーン部。この杢目で白メシ3杯はいける。


バック材はAAA Colored Flame Mapleを使用。Streamerで使用される木材としては最もポピュラーな材で、選定材もほぼこの材がメインでした。Coloredの名の通り若干赤~褐色掛かった材が多く、その中でも極力白く杢目が良く軽い材を狙いました。

ウォルナットがかなり重い材ですので、バック材のメイプルまで重すぎるとサウンド的にも取り回し的にもクセがすごいんじゃ!となってしまうためかなり難儀しました。

ピラミッドの如く積まれたフレイムメイプルの山から掘り出した当機の材は、色味重量杢目どれを取ってもバッチリだと思います。


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このレベルの杢目の材をバック材にできてしまうワーウィック、流石の一言。


ネック周りの材もこだわり満載。メイプル×ブビンガの7ピースネックに、選定したエボニー指板が高級感マックスです。このエボニー、うーーーーーーっすらと杢目が出ており何ともたまりません。

ヘッドにはもちろんマッチングさせたウォルナット・バールを貼っています。パ ール・ロゴと相まってゴージャスです。また、本来ウッドペグボタンのところあえてゴールドのペグボタンを採用しており、往年のハイエンドベースを思わせるルックスとしています。


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この高級感たるや・・・イイネ5000回くらい押したい・・・


サウンドはクリアかつファット。材の組み合わせからかなり硬そうな感じがしますが、思いの外キンキン感は無いと思います。しなやかでヌケが良く、ワーウィックサウンドの味は持ちつつもハイエンドな音色になっています。

特にローのサウンドがクリアで気持ち良いです。ピックでもフィンガーでもニュアンスが出しやすく、ソロで弾いてもバックで弾いてもバンドで弾いても良く抜けそうな感じがあります。サウンドの好みは千差万別ありますが、当機のサウンド、個人的な好みで言えば一番かもしれません・・・!

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と、こだわりポイント満載の当機ですが、如何でしょうか。往年のハイエンドベース風のワーウィック、ありそうで無かった仕様かと思います。

担当の想いが詰まったコダワリマシマシアブラカラメなコッテリ・Warwick、お問い合わせはイシバシ楽器 御茶ノ水ROCKSIDE 担当:福地まで!


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