「パーツの人」のちょびっとパーツ目線な一本

パーツ視点からちょびっと喋ります。

2019-03-27 「パーツの人」でございます。

本日ご紹介するのは「パーツの人」による、ちょびっとパーツ目線な一本。

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【MEGA SHOCK PRICE BARGAIN】
ESP / Forest-GT Seethrough Black MOD

です。


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メイプル3Pのスルーネックにエボニー指板。トップにアッシュ、バックにマホガニーの個性的なシェイプのボディも含め非常にESPらしいモデルですね。

こちらのMODポイントはピックアップがフロントにDiMarzio DP189 Tone Zone S、リアにDiMarzio DP197 Virtual PAFへと交換されている様です。

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フロントのDP189 Tone Zone Sはそのモデル名が示す様に、同社名機のTone Zoneのサウンドをシングルコイルサイズに収めたハムバッカーです。元々太いサウンドのピックアップなので、リアポジションで使用することが多いピックアップなのですが、本器はフロントポジションに搭載されています。フロントに搭載されることでたっぷりなサウンドになり過ぎるんでは無いかと思ったのですが、ギター自体の特性か太くジューシーなサウンドながらもまとまっており、「これはこれでアリ」と感じれるバランスと思います。

リアのDP197 Virtual PAFはフロントのDP189とは反対に枯れ感を強調した様な、タイトで非常にパリッとしたサウンド。リアポジション自体が持つサウンド傾向と、メイプルネックにエボニー指板のサウンドを強調するかのような、薄く硬い透明感のあるガラスのような(???)アタック感。低域自体が出ない訳では無くタイトに締まった印象で、歪ませてエッジがザクザクかつスピード感を演出する様なイメージでした。結果的にへヴィサウンドを出しているプレイヤーでもピックアップ自体はビンテージ系だったりローパワー系だったりするのと同様の感覚っす。ちなみにDP197 Virtual PAFは現行レギュラー品から無くなっているモデルだったりします。

よくあるスタイルだと、フロントにはシャープなサウンド、リアにはファットなサウンドのピックアップを搭載しポジションが持つサウンドを補う事が多いですが、こちらのギターは「フロントはよりファットに、リアはよりシャープに」みたいな、それぞれのポジションが持つサウンドをあえて強調してワイドレンジ感を演出するかのような。そんな狙いを勝手に想像してしまうチョイスとなっています。EMG-ZWと同じイメージでしょうか。

ピックアップの抵抗値を見ても、フロントのDP189は約12.3KΩに対してリアのDP197は約8.3KΩと一般的に語られている認識とは逆です。でもバランス的にさほど気にはなりませんでした。抵抗値なんて飾りです…(ryとは言いませんが、セッティングから人間の耳への聴こえ方を含め、抵抗値だけで決めつけられない部分も多々あると想います。

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ちなみにトーンポットのプルアップで両ピックアップともタップ状態になります。リアはパリンパリンになりますw

ヘッドやボディ等にやや傷はあるものの、グリップに派手な傷は少なく演奏上のコンディションは良好となっております。

こちらは【MEGA SHOCK PRICE BARGAIN】対象商品!今だけの限定特価でご案内となっておりますので気になる方はお早めにどうぞ!

皆様のご来店をスタッフ一同お待ちいたしておりまっす!
それでわ!

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