日本製Sadowskyの特徴とは?NYCとの違いは?生産が終了?調べてみました!

日本製サドウスキーのスペックやシリーズ、特徴まとめ!

2020-01-16


Sadowskyのベースと言えば、国内外プロアマ老若男女問わず人気のベースという印象が強いですよね。そのSadowskyですが、先日「日本製サドウスキー」の生産が終了するとのアナウンスがありました。


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今回は、そんな日本製サドウスキーの特徴やMetrolineシリーズの今後を調べてみました!




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・Sadowsky Metrolineシリーズとは?

日本で生産されるサドウスキーの中で最もレギュラーなラインナップ。市場価格は約29万円~35万円といったところです。NYCとの相違点として、「ソリッドボディ」と言う点が挙げられます。

チェンバード(空洞化)しているNYCはアコースティックなサウンドの傾向にありますが、ソリッド(中身が密である)ボディのMetrolineはタイトで骨太な、Fenderと遠すぎない音質が魅力となっています。

またカラーバリエーションが20色以上もあり、個々の好みのルックスを選択することができます。指板/ボディ材は「モラード/アルダー」「メイプル/アッシュ」の2通りとなっており、欲するサウンドの傾向ごとに用意されています。

プリアンプやブリッジパーツ等はNYC製と同等のものが使用されており、日本の高い技術によって製作される当シリーズは、高い人気を誇っています。


・Sadowsky TYOシリーズとは?
上記メトロラインシリーズを元に、オーダースペックを取りれたシリーズ。市場売価もスペックにより様々で、約38万円~60万円ほどとなっています。

派手な杢目のトップ材やエボニー指板、ローステッドネック等の特殊なスペックが人気を博しています。ただ、生産本数の少なさから今後希少性が増すと思われます。

スペックによりNYCと同等の希少材を使用しつつもNYCで作った場合の半額で収まる価格設定は、自分好みのサドウスキーを手頃にオーダーできるラインナップとして非常に魅力的でした。


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・Sadowsky Metroline Expressシリーズとは?
最も新しく、価格も抑えられた当シリーズ。市場売価は約20万円~22万円。NYC顔負けの軽量ボディや国産製作ならではの高いクオリティを、スペックを限定することで実現した「超・高コストパフォーマンス」なベースです。

ステップアップの2本目やメインのアクティブベースとしては勿論、1本目からちょっと良いベースが欲しい方にもオススメできます。

軽い・音が良い・弾きやすい・値段も比較的お手頃という、「迷ったらコレ」といえるベースです。こちらのシリーズも日本製の生産は終了となります。


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・今後のMetrolineの生産体制は?

惜しくも終了してしまう日本製サドウスキーですが、世界標準機として生み出されたMetrolineシリーズの今後が気になりますよね。

今後の生産体制について調べてみましたが、詳しい情報はまだわかりませんでした。

ですが、今後はドイツの世界的ベースブランド「Warwick」が生産を引き継ぐとの事です!今まさに開催している2020ウィンターNAMMにて、その詳細が明らかになるとのことです!


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・まとめ

いかがでしたでしょうか。今後とも世界的なベースブランドとして目が離せないSadowsky。Warwick製と日本製との違いも気になりますね!

生産終了がアナウンスされた、確かな造りが魅力の日本製サドウスキーが欲しい!という方はお早めのゲットをオススメします!


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