ベース担当の電気低音考察日記vol.2-Freedom C.G.R-その1

電気低音考察日記vol.2-Freedom C.G.R-&工房オーダーの巻・・・その1

2019-03-01
どうもこんにちは、U-BOX MEGA STOREベース担当の福地です。

どう○つの森ポ○モンの新作が出るので、そろそろス○ッチを買わねばと思ってます。

ポ○森は60レベになっても目当ての住人が来なくて泣いてます。


それでは本題に、、、「電気低音考察日記」第二回にして久々の更新という筆者の怠惰さがバレますね。


今回ご紹介するのは
「Freedom Custom Guitar Research」!!

今や泣く子も黙る国内ハイエンドブランドとして名を馳せるフリーダム。

1ポイントのアリミゾ・ジョイントや柔らかいステンレスフレット、美しい150以上のカラーチャート等、サウンド・プレイヤビリティ・ルックスと、隙が無いです。

また、あえて日本の東京都内という苛酷な環境で木材のシーズニングを行うことで、プレイヤーの手元に渡った後も安定した状態が維持されます。

ただ、このあたりの説明は色々な所で紹介されていますので、当ブログでは別の視点から考察していきたいと思います。


今回は、シリーズごとの特徴をピックアップして考察します!


前回同様、ハイエンドコレクターの方、なんか弦がいっぱいあるベース使いの方、とにかくベースに詳しい方には退屈かと思われます・・・特にベース界隈にはメチャンコ詳しい変態さんがいっぱいいるので・・・「このブログの内容、ベーシストなら常識やんw」という方はできれば次回からそっ閉じでお願い致します・・・



※前回同様、ここから説明口調になりますので、敬語は略します!なお、個人的意見がめちゃくちゃ入ります!ご注意ください!




・Retroシリーズ(Retrospective)

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最もトラディショナルなシリーズ。

基本はパッシブのJB・PBを元にし、セミオーダーでオプションを追加していく。

最初にJBタイプを弾いたとき国産JBのイメージを覆されたのが、某楽器屋オーダーのアッシュボディ/ローズウッド指板/ウレタンフィニッシュのもの。

国産JBの私的イメージは「パキッとしてる」「良くも悪くも音が軽い」という印象だった。それに対しフリーダムのJBは(スペックにもよるが)音が太く、瑞々しくもヴィンテージ感もあるサウンドだったのが今でも忘れられず、そのときからフリーダムに憧れを抱くきっかけとなった。

指板やボディのマテリアルはもちろん、パーツやインレイ、カラーリングも選べるので、特殊なオプションを入れずともオリジナルの1本になる。意外と知らない人がいるが、現時点ではヘッドの形はF.C.G.RオリジナルもしくはF社タイプのどちらかが選択可能である。

とにかくハイレベルなJB・PBが欲しい方にオススメ。



・ちなみに、当店がオーダー中のRSJBがこちら。


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2ピースのライトアッシュを、フリーダムのオリジナルカラー「佐助」にてフィニッシュした1本。木目を活かしたシースルー・メタリック塗装は圧巻の一言。

メタリックレッドのマッチングヘッド、バインドネック、ブロックポジション等、70年代の仕様を随所に散りばめ、ディスコ・ファンクシティ・ポップをイメージしてオーダー。もちろんリアPUの位置も70s仕様に。絶対スラップ気持ち良いでしょこれ。。。

実は、とあるフリーダムユーザー・ベーシストのベースを意識したモデルである。




・Rhino(ライノ)シリーズ



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こちらはフリーダムオリジナルモデル。JBをルーツとしながらも、パワフルなモダンサウンドからメロウなヴィンテージサウンドまで網羅する優等生。「ARIMIZO(アリミゾ)」を搭載し、タイトサウンド・ルーズサウンドを自在に調節できる。

5弦・4弦ともルックスのバランスが絶妙でカッコよい。コントロールプレートを廃し、モダンで洗練されたデザインが人気で、海外のミュージシャンにも好評を得ている。

アクティブモデルが主流だが、パッシブ時のサウンドの完成度がとてつもなく高く、搭載されている「Bell Bottom」ピックアップの凄まじさが体感できる。自分のベースのパンチの無さ・ヌケの悪さに困ってる方は、是非リプレイスメントで積んでみて欲しい逸品。


また、トップにエキゾチックウッドを貼るとメチャクチャかっこよくなるのでオススメ。

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ヘッドの突板も同様にエキゾチックウッドを貼れる(一部例外)。美しすぎる・・・

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ちなみに、Rhinoは当店では2本オーダー中。


・Rhinoその1・・・5Aキルトメイプルトップ5弦。

カラー名は仮決定で「8月31日」。夏の夕暮れの写真をお渡しし、カラー名に関しては杯を酌み交わしながら1時間近く語り合いました。

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もう材の時点で入道雲感がすごい・・・ノスタルジックな仕上がりを期待しております。

また、Freedomでは初採用の「ガラス風アクリルピックガード」を搭載予定!

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このビンが載っている台座がガラス風アクリル。見た目はほぼガラス・・・!コチラの写真は厚めのモノだけど、実際に搭載予定なのは3mm厚。


・Rhinoその2・・・フリーダム初!○○○トップ採用のベース!

こちらはまだ秘密。ベースではフリーダム初採用となる、とある材をトップにあしらう予定。

なお、コチラも「ガラス風アクリルピックガード」を搭載予定。







いかがでしたでしょうか!今回はレトロシリーズライノシリーズを紹介いたしました!





次回はみんな大好き、モンスター級ベースの「Dulake」シリーズを考察いたします!




それではまた次回!!!






この記事を書いた人:福地(ふくち)

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U-BOX MEGA STOREベースフロア担当。Number Girlの中尾憲太郎氏に憧れ、大学入学時にベースを始める。池袋店キャスト時代にエレキGt&Baフロアを経験したのち、「歩く70年代」こと白井氏の弟子としてアコースティックフロアを担当。その後、新宿店・御茶ノ水本店でのエレキGt担当を経て現在に至る。Fender・Gibson・MartinやSadowskyは勿論、MoonやFreedom、Sago等の国産コンポーネント系にも目が無く、オーダーメイド経験も多数。好きな音楽はthe pillowsやBase Ball Bear等のJ-ROCKや、アニソン・ゲーソン等。初心者からベテランのお客様はもちろん、声優やアイドルへのギター選びのお手伝いの経験もあり、幅広いお客様1人1人にマッチした楽器をご案内致します。自分だけの「相棒」としての楽器をお探しの方は、オーダーメイド等もお気軽にご相談下さいませ。