Gibsonに頼んだ渋谷店オリジナル・オーダー品が入荷した件。キリッ!
2018-07-11 突然ですが、皆さんはレスポールのトップ材はどんな杢の物が好きですか?定番はやっぱりフレイムですかねぇ。
一昔前にはピンストライプ杢に人気が集中していた印象がありますが、近年のスマホ普及や関連書籍の増加で簡単にオリジナル・バーストをはじめとする様々なレスポールの画像を見る事が出来る今日この頃では「こんな個体もあったのかぁ」という驚きや発見と共に、皆さんの好みも多様化してきているように感じます。
と、いう事で石橋楽器 渋谷店は、そんな様々なニーズに対応すべく、その第一弾としてGibsonにお願いしました。
「プレーントップでリアルなヤツ下さい!!」
「あー、でも折角なんでトップ材はナッシュビルのカスタムファクトリーで選定しますっ!!」
つまりGibson Customのファクトリー・オーダー・システム
『Made to Measure』、通称“M2M”でのオーダーです。
そして、気になる今回のテーマは“Real Top”!
….さっきも言いましたけどね!
実は僕も気になってるんですよねー、プレーントップ。
ベースとなるモデルは2018年のNew Historic Collectionの1958 Les Paul。
これで少しでも値段を抑えようって魂胆です。
そもそも?、58年モデルって?、スペックシート上ではプレーン・メイプル・トップなんですけど?、ちょっと杢が入ってる物が多くて?、「うーん、思ってたのと違う」って感じだったんです?。
じゃあ思ってたのって何だ!
って事で色々と整理しましたよ。
頭の中とか、会社のロッカーとか色々と。
「なんかこう…もっと板目感が…」とか、「色はこう…Fade系で…」とか、
「あっ!無くしたと思ってたボールペン見つけた」とか。
最後のはロッカーの話しですけどね。
そんなこんなでっ、出来ました!入荷しました!!
2018 New Historic Collection
1958 Les Paul Standard VOS “Real Top” Royal Tea Burst

出来ましたリアルトップ!!これがプレーン・メイプルならではの渋みだ!

うーん、佇まいにも品がありますねぇ。こういうオジサンになりたい。
そうそう、この感じ!!
ルックスは渋く、そして渋く出来上がりました。
これなら弾き倒す事で出来てくる傷や塗装剥がれなんかも良く映えそう。

この板目感!木肌の色もこのカラーと相性が良かったみたいです
果たしてそのサウンドは如何に!!
おー良いじゃん、イイじゃん!
ハイミッド辺りにピークがあって、すっごく前に出てくる感じ。
高音域が痛過ぎるサウンドじゃないし、低音域もシッカリ出てくるから、
アンサンブル内でも潰れなそう。
モダン系マーシャルで深く歪ませても、芯がちゃんと残ってくれるんで
色々なジャンルに対応できそうです。
まぁベースモデルがシッカリしてるのも大きいですけどね。
そして最後にお値段!
¥540,000(税込)です!!
商品は石橋楽器 渋谷店にて展示中!!
気になってくれた方は是非、店頭でお試しください!