<温故知新>SAXプレイヤー向け消音機 「e-sax」

<温故知新>SAXプレイヤー向け消音機 「e-sax」

2017-10-09 本日は、お家で練習するとご近所さんから怒られちゃう;;
そんなサックスプレイヤーさん必見練習用消音アイテムについてです。


サックスプレイヤーたるもの、
一度は悩んだことがあるであろう練習場所確保問題。。。

悩みますよね。。。
楽器をご購入いただいたお客様にご相談いただくことも多々ございます。

もちろん、理想を言えばプライベートスタジオで時間や音量を気にせず練習に没頭できればいいのですが、なかなか実現するのは難しい話になってしまいます。



っということで昨今様々なサックス用消音機が発売されています


がッ!


管楽器の中でも木管楽器に属する楽器達(もちろんサックス含)は
楽器にたくさん音孔(トーンホール)が空いているので
正直な話・・・金管楽器のように効果的、且つお手軽な消音機がないのです(ガーン;



数少ない中ですが、最も有名なサックス用消音機といえば
本日ご紹介するサックス用消音機「e-SAX」です。

45931 B



音孔から音が漏れてしまうことを想定して、
それなら楽器全体を覆ってしまえ!
っという思い切ったアイデアで、サックス用の(ほぼ)唯一の消音機として
長年リニューアルを繰り返しながら販売されています。

木管楽器で最も音量が大きいサックス用の消音機としては
比較的なしっかり消音効果を得られる点はもちろん、
見た目の近未来感で発売当初はとても話題となりましたw


もちろん、現在も絶賛販売中です↓↓↓


<アルトサックス用>

BEST BRASS / e-SAX ベストブラス イーサックス アルトサックス用 ES3-AS
42153 B


<テナーサックス用>
BEST BRASS / e-SAX ベストブラス イーサックス テナーサックス用 ES2-TS
37236 B





もちろん!当店でも新品として取り扱っていますが、
たまに中古として販売されることもあります。



中古は「試してみたかった」という方にとても人気で、
比較的入荷するとすぐに買い手が付いてしまう人気商品です。

「長年リニューアルを繰り返しながら販売(↑)」されているので、
中古には「Type1/Type2」と記載されていることがよくありますが、
それぞれ何が違うかご存知でしょうか?


e-saxの見分け方は本体の音源モジュールを見れば
すぐにどのタイプが見分けがつくのでさくっとご紹介します。






まずはアルトサックス用から。。。

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【型番】ES-AS ※Type2が出てからは「Type1」と表記されることもあります
【販売期間】2005年10月?2007年10月
【見分け方】
・メトロノーム機能が付いていない
・音源モジュールが画像:壱↓タイプ

10354 B

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【型番】ES2-AS (Type?)
【販売期間】2007年10月?2013年12月
【見分け方】
・メトロノーム機能が付いている
・音源モジュールが画像:弐↓タイプ

11682 B

※Typa1との違い※
・楽器を覆うシェルの設計が大きくなり、Type1に比べ低音域の演奏が容易
・ハンドパッキンに新素材を使用し、手首の自由度が格段に向上

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【型番】ES3-AS (Type?)
【販売期間】2013年12月?現行
【見分け方】
・メトロノーム機能が付いていません
・音源モジュールが画像:参↓タイプ
11202 B

※以前のTypa2との違い※
・電池の持ちが従来の3倍以上となるよう改良
・エコーを無段階でスライド調整出来るよう改良
・「接続コード」が付属品として追加したことで
外部と接続して楽しめる範囲がぐっと広がりました

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次はTenor用。。。

【型番】ES-TS
【販売期間】2007年10月?2013年12月
※AltoのType2と同時期に販売されました。
【見分け方】
・メトロノーム機能が付いています
・音源モジュールが画像:弐↓タイプ

11682 B

************************************
【型番】ES2-TS
【販売期間】2013年12月?現行品
【見分け方】
・メトロノーム機能が付いていません
・音源モジュールが画像:参↓タイプ

11202 B

※以前のタイプとの違い※
・電池の持ちが従来の3倍以上となるよう改良
・エコーを無段階でスライド調整出来るよう改良
・「接続コード」が付属品として追加したことで外部と接続して楽しめる範囲がぐっと広がった

************************************

テナーはアルトのType2と同じ時期に販売開始となり、
現行タイプへの移行したタイミング・改良点もまったく同じです。

大きく吹奏感へ影響がありそうな変更点はType1⇒Type2の時に
変更になったハンドパッキンでしょうね。

中古でご購入の際にはモジュールを見て
どのタイプか判断した上でご利用いただくことをおすすめ致します。


これで最初の画像
45931 B

10220 B

これがどのタイプ、どの時期のものかかわかりましたね!







さて、このe-Sax。
消音効果はバツグンですし、パーツ販売もしていて修理しながら長く使える。
長く使えるなら、毎度のスタジオ代や電車賃などを考えるとコスパ高いですよね。

素晴らしい商品であることは間違いないのですが、
個人的にひとつ注意していただきたいことがあります。


サックスの楽器自体がそこそこ重い上、
このe-SAXで楽器を覆った状態ですと、

ずっしり。
ずっしり重いです。

特にTenoeなんて。。。

ずっしり重いですw



ご利用の際は首に負担をかけすぎないよう
長時間練習し続けないようご注意ください。

せっかく思う存分練習する為に買ったじゃん!
と思うかもしれませんが、
何事も無理は禁物です!
こまめに休憩を入れて、口休め、首休めをしましょう。


加えて、楽器を吹いている時間は
e-Saxの中は高い湿度に晒されています。

練習後、楽器を中に入れっぱなしにしないようお願いします。
頑丈そうなので、ケースに入っているような感覚になりがちですが、
中はサウナ状態ですので、バランス調整が崩れて音が出なくなってしまいます。

ご使用後はいつも以上にスワブでの管内の水分除去、
クリーニングペーパーでのメンテナンスをお願い致します。







サックスはいいよな?
消音機があって。
他の木管楽器吹きはどうすりゃいいんだよ;;



そんな方へおすすめなのがこちら!
すべての楽器プレイヤー向けの商品をご紹介!


簡易防音室「ライトルーム」

66692 B

広さに合わせてサイズも様々選べます♪
商品詳細はこちらから



パッと見、屋内テント(笑)ですが、
きちんと楽器用防音室として販売されている防音室です。
中で楽器を吹いていることはバレバレですが、
防音室としての機能はきちんと果たしてくれる優れものです。

お引越しなどにも対応出来るのがありがたいポイントですね。

サイズも選べますが、基本的に一畳以下の為、
一人用の趣味部屋的なかんじです。
管楽器の演奏だけでなく、
ギターの弾き語りや声楽の練習などにも使えます!

少し大掛かりになってしまいますが、
趣味に没頭できる空間って憧れます!


ご注意いただきたいのが、
配送地区によって送料が異なりますので、
ご注文後個別で送料込みのご請求金額をご案内させていただきます。

また、メーカーからのご自宅直送になるので、
代金引換でのお支払いは不可ですのでご了承下さい。
ごめんなさいm(_ _)m

79597 B


ご自身で組み立て・設置が出来ない場合には
有料ですがお届けに伺った業者の設置も可能ですのでご心配なく!








いかがでしたでしょうか。

日本の住宅事情から楽器を趣味として続けることが
難しい状況のプレイヤーさんは多いと耳にしますが、
様々なアイデア商品が出てますのでぜひ探してみてくださいね。

練習場所確保問題に限らず、お困りの事があれば
お気軽にご相談下さい♪




TAMASHIRO