きわどい?一本が入荷。YORK USAのフレンチホルンです。
2017-03-24
こんにちは!
ウインドパルのこばやしです。
最近春の兆しを感じる日々(主に花粉)が続いておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
私は花粉症の症状を和らげるのには玉ねぎが効くらしいとどこかの本で読んだので、(医学的根拠は知りません)最近は玉ねぎスープをよく頂いてますね。
おいしいですよね、玉ねぎ。洋風でも良いし、みそ汁にしても良いし・・・ベストオブ食材にノミネートしたいくらいです。
さて、そんな話はさておき・・・
本日入荷した中古をご紹介いたします。
ドン!

ドドン!

YORK! フレンチホルンです!

ヨークですよヨーク!
私はもともとチューバ奏者ですので、ヨークにはロマンを感じざるを得ない上に、トキメキを隠せません。まあこれはホルンですけどね!
恐らく40年台ごろ製造された、F/Bbフルダブルです。その切り替えはピストンバルブで行っているやつですね。
ちなみに、ヨークの下にグランドラピッツって刻印がありますね。
ヨークの廉価版で、グランドラピッツと呼ばれたラインもあったようですが、これはちゃんとメインの生産ラインの個体だと思われます。(グランドラピッツはYORKという刻印が入らなかったようですので)
そもそもJ.W.YORK自体、ミシガン州のグランドラピッツに工場がありましたし、ブランドロゴの下に地名を入れるのは至極ありがちな事ですよね。
さてさて、パッと見た感じ

なかなかくたびれてますね。
マウスパイプには当て金というか継ぎ足しというか・・・派手な修正がかけられています。

というかこのマウスピースレシーバーなんですけど、めちゃ細いです。


ヤマハがぜんぜん入らない・・・
アメリカンシャンクじゃないんですね・・・初めて知りました。
そもそもこんな細いマウスピース、どこを探せば出てくるんでしょうか・・・
さて、こんな感じでゆるくご紹介いたしましたが、
そもそも、オーバーホールするかどうかも
今悩んでいます。
しっかり使える楽器にするためには結構修繕費がかかってしまう為、どうしたものかと。
このままお安くお出しするのも一つの手かなぁと検討中です。
今後の展開をお楽しみに?!
(*現在の最有力案は、最低限演奏できるようにそこそこに調整する作戦・・・
そこそこ作戦で行こうかと思ってます。)
担当 こばやし