【モジュラーシンセのススメ 創作・アングラ沼一丁目Tokyo Festival of Modularに行ってきました!!】
2016-12-19 みなさまこんにちはデジタル担当の浦本でございます。今回はニッチと思われがちなアングラ世界のお話……….
先日行われました「Tokyo Festival of Modular ” Cafe Deluxe ”」に行って参りました。

名は体を表すという言葉通り「モジュールシンセサイザー」を全面にフューチャーしたイベントです。
各メーカーのモジュラーの出店はモチロン、モジュールシンセサイザーを駆使したライブもある骨太なイベントでございます。


会場の少し暗めの照明・あちこちから聞こえるブーミーでサイケデリックな音
シブイねェ…まったくおたくシブイぜ
そもそもモジュールシンセとは……
鍵盤とオシレーター・フィルター・アンプが一体型になっているものとは異なり、各セクションがバラバラになっており、自由に組み立てられるシンセサイザーの一派でございます。
より自由度の高いシステムルーティン作りや、DTMでは出し切れないハードならではの 脳みそが震えるような音圧・スリリング性で、テクノ・トランスからノイズ・アンビエント業界までとアングラ界隈では大いに盛り上がっております。
もうこの見栄え………

大量に張りめぐらされたパッチケーブルに無機質に点滅し続ける筐体に圧倒されます。
「演奏」というより「生成」のニュアンスが強く実験に注ぐ実験で終わりのない独自の音作りを楽しめます。

今年も残すところ2週間。
学生さんは冬休み・社会人の方は仕事納めと、ちょっと時間に余裕が出来る時期ですね……
だけど外にお出かけするには寒いしちょっと億劫。かといって家でこもってもダラダラしてしまってツマラナイというあなた……….
そんなあなたに時間を忘れるほど熱中するこの世界をオススメしたい!!
まずは気に入ったオシレーター・ノイズ セクションを見つけ、そこから自分のやりたいことに合わせて買い足していく形が一番入りやすいと思います。
例えば
シーケンサーとして実験したければ、クロック・シーケンサーセクションを
ドローンマシーンとして実験したければ、フィルター・LFOセクションを
とはいえ先ほど書いたように使い方のルールはほぼ皆無!!
試してこその悦楽…….
しかし
「一式揃えるのはちょっと大変……」
「なるべく1個にまとまっていてすぐに使えるものがいい!!」
なんていういやしんぼなあなたにはこちら………

我われはこのシンセを知っている!
いや!
このロゴとこの筐体のシックさを知っている!
シンセサイザーのパイオニア MOOGからもこんなモジュールが出ております。
Moog モーグ / Mother-32 (03-441021700)
ちっちゃなボディに
・16ステップ、ボルテージコントロール・シーケンサー(64シーケンス・ロケーション)
・32モジュラー・パッチポイント
・ロー・パス、ハイ・パスフィルター
・デュアルMoogオシレータ
と一通り搭載しながら前途のユーロラックタイプ同様にパッチングによる音作りが単体で可能!!
Moogの十八番であるラダーフィルターも搭載しておりクオリティも折り紙つき。
まずはここから始めるのもまた一興かと

今回書いたのもまだまだモジュラーシンセ沼のほんの触り。
何か気になるモデルや実際にやってみたい方々は是非ともご相談ください!!
実験大好きな方々お待ちしております。
御茶ノ水本店 デジタル担当 浦本
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