Washburn大量入荷!!
2016-12-18素晴らしいギターブランド
イシバシ楽器御茶ノ水本店ギターフロアの中嶋です。
今回は国内でも情報が少ないWashburnのPX(Parallaxe)シリーズについて
御茶ノ水本店に有るものを厳選してご紹介しようと思います。

うわぉ…。
washburnでまっくろ…。
御茶ノ水本店にはこんなにいっぱい置いてあります!!
さて今回選んだのは、こいつだ!!

WashburnのPXM20EFです。
このダークなルックス良いですねー。
トップがフレイムメイプルになっております!!
スペックはこんな感じになっております。
Body :Alder with Flame maple veneer
Neck :Maple
Fingerboad :Ebony
Neck Joint :Full Access Set Neck
Bridge :Tune-O-Matic/String Thru
PU :EMG 85 / EMG 81
Scale :25.5inch (647.7mm)/24f
Buzz Feiten :Yes
注目すべきはFull Access Set NeckとBuzz Feitenでしょう!!
Full Access Set Neckとは、ネックのジョイント部分がカットされていて、高フレット側でもスムーズに弾けるというものです。
さすがに握り込んだままは難しいですが、今までハイフレット側の早弾きなど少し違和感を覚え避けてた方もいるんではないでしょうか?
そんな方は一度このネックの形状を試してみてください!!
価値観が変わるかもしれないですよ!
そしてBuzz Feitenとは、
Buzz Feiten Tuning Systemのことです。
これまた意外とマイナーなものでして、簡単に説明しますと
従来のギターでは、どうしてもチューニングが微妙にシャープしてしまいます。
その欠点を補うべく、出来たのがBuzz Feitenです。
Washburn独自の技術により従来の欠点を聴感上補うという物になっております。
これの不思議なところが二点ほどありまして、
一つ目は開放で鳴らす音とオクターブで鳴らす音が違うんです!!
どういう仕組みになっているかといいますと、ナット部分が少し前にせり出しているのです。
これでシャープしてしまうのを改善しているのです。
そしてもう一つは先程の説明でお気付きの方もいらっしゃるとは思いますが、
実はこのBuzz Feiten、厳密にはチューニングはあっていないのです。
どういうことと思われるかとは思いますが、そうなんです。
あくまで聴感上なんです。
不思議ですねー…。
「こんなことして良いのか!!」とお思いかと思います。
実は人間の聴覚は、意外と曖昧なもので、若干フラットしていても違和感を感じないポイントがあるのです。
そこを上手くついたものとなっております。
良いか悪いかは、是非御茶ノ水本店にご来店いただいて、御試奏してみてください。