Jazzプレイヤーにとっては、これがA-WO10の真骨頂かも!
2016-01-14 本日は当店特別オーダー品のYanagisawa A-WO10をご紹介します。A-WO10と言えばヘヴィ管体から放たれる重厚かつ奥行きのある
サウンドが魅力的なサックスです。
今回渋谷WEST店に入荷したのはA-WO10のアンラッカーモデル。
通常のアンラッカーはまるでラッカー塗装が施されているかのうような
輝きを放つまで磨かれておりますが、当店特別オーダー品はその「磨き」を
極力しないようにオーダーした特別モデルになります。
見た目には使い込んだような風格があり、存在感たっぷりの装いです。
磨きを行わないのは理由があるんです!
・彫刻の素晴らしさをしっかり残す。
・管厚を出来るだけ保つ。
外観的にもサウンド的にもストレートにA-WO10の魅力が感じられるサックスではないかと思います。
そのため、製造工程で付着する跡がしっかりと管体に付いております。
他のアンラッカーと区別する為に当店では勝手に「レリック」と呼ばせて頂いております。
アンラッカー=ラッカー仕上げを行わないというのはご周知かと思います。
他の表現では「ノーラッカー」「ベアブラス」なんて表現もあります。
アンラッカーの魅力は・・・・
・反応が良い
・開放感ある響き
・複雑な倍音構成
・近鳴りで華やか
・楽器の鳴りがどんどん成長する
ではないでしょうか?
方向性もジャズ向けな「美味しさ」をもっているので、ジャズプレイヤーに
愛用者が多いのもうなずけますね。
A-WO10はしっかり息を受け止めてくれる管体なので、ドカン!と息をいれても
しっかり支えてくれます。
使い始めて1年後にはかなりサウンドが成長していると思います。そういう意味でも
楽しいサックスです!

【詳しくは】
http://store.ishibashi.co.jp/ec/pro/disp/1/05-461073700