YTR-931が中古で入荷しました!
2015-09-24 ヤマハシリーズ、遂に待ち望んでいたモデルが入荷致しました。そうです、ヤマハ(もといニッカン製作陣)が1966年、トランペット製作シルキー氏のもとでカスタムトランペットを製作し始め、
非常に短期間の間にも関わらず数々のモデルチェンジを経て漕ぎ着けた名機・・・
YTR-931M!!!!!

1070年代から、おそらく半ば頃ですね。81年頃まで製造されていたようです。
で・・・このフォルム!うっつくし??い!

Mボア。
ついでに管厚はこんな感じ。

適度な厚みがあり、私好みのもの。
ケーシング。

キャップは面がとられており、スマートなシルエットの印象です。
また、ケーシングとリードパイプ&ベルの支柱は三点。オールドライクな印象。

私、これが好きなんですよ。笑
ピストンにはシリアルが打たれており、高いレベルで調整・管理が行われていたことが想像されます。

マウスピースレシーバーにはCUSTOMの刻印が。

このレシーバーの形、すっごいカッコいいのに、どうして今は作らないんでしょうか・・・
指かけ。この形状は736、737等でも見られる形状ですね。共通パーツだったんですかね?
似ているだけで別のパーツなのかも知れませんが。

ベルです。
この美しいフォルムは直径127mmのシルキースタイル。
いわゆる”ヤマキー”って言葉に深く関わってくるところだと思われますね。

当時の替えベルモデルを見ますと、Aベル、Bベル、と2種類のベルが存在していたようですが
それぞれボアサイズが異なるものの、どちらもシルキースタイのベルフレアなんです。
その後ベルフレアの形状が異なるベルが登場するんですね。
で、そのベルはなんともヴィンセント・バックのベルフレアに似ているため、それ以前のシルキースタイルのベルを搭載したヤマハ・カスタムは
ヤマ・キー、と呼ばれちゃってるわけでありました。
また、当時は波乱万丈のモデル乱立状態だったようですので、若輩者の僕には把握し切れていないモデルがあってもおかしくありませんから、例外があってもあしからず。
モデル乱立・・・?いつの時代も変わりませnおっと失礼致しました。
さてさて気になる方はウインドパルまでご試奏にいらしてくださいね!
お待ちしております!
担当的には意外や意外、抵抗感があって吹き応えがあります。
軽いのかな??と思っていたのですが。
しかしながら艶を感じる響きはまだまだ健在です。
早い者勝ちですので、お早めにどうぞ!
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担当こばやし