故障かな?と思ったらリペアに出す前に要チェック
2015-09-05
夏ももう終わり、演奏会本番シーズンの到来ですね。
楽器ちゃんとかわいがってあげてますか?
リペアマンSさんも書いているように、正しい取り扱いとお手入れがとても大事です。
それらを怠ると、いざ使おうという時に「ありゃりゃ!」という事にもなりかねません。
そこで今回は「ちゃんと音階が出ない/音が変」と言う時にまずチェックしていただきたい項目を挙げてみました。
トランペットの場合→ピストンの向きと番号が合っているかチェック!
(ユーフォ他ピストン楽器も)
金管楽器全般→ウォーターキィのコルク/ゴム取れてませんか?
→取れたものが残っている場合は市販の接着剤材でくっつけてもOKですが、息漏れをチェックしてください。
サックスの場合→G#キィと低音C#キィの張り付き/べた付きをチェック!
→張り付いているキィ(タンポ)をそっとはがし、トーンホールの掃除+パッドガードなどの塗付。
クラリネットの場合→正しい位置でジョイントされていますか?
→連絡キィのバランスをチェック!(オーボエ、ファゴットなど連結する楽器も)
フルートの場合→反射板正しい位置にきていますか?ゆるんでないですか?
木管楽器全般→バネ外れてませんか? トーンホールに何かはさまっていないですか?ネジ緩んでないですか?
以上、ご自分でチェックしてみて、それでもまだおかしい場合は楽器店へ持っていきましょう。
おじいちゃんリペアマンKでした。
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