誰でも買える管楽器リペアマンの7つ道具
2015-08-22
これらはご近所のスーパーやホームセンターで買えるものばかりですが、われわれリペアマンが普段の作業で頻繁に使う物です、その幾つかをご紹介します。
その1. 爪楊枝(つまようじ)とクリーニングペーパー(油とり紙でも可)
2?10mm程度に切ったペーパーを爪楊枝の頭に接着剤でつけたもの、誰でも簡単に作れます。
写真のようにタンポとトーンホールの間にはさんで軽くひっぱり、ひっかかり具合で隙間(息漏れ)をチェックします。このときキィを強く押さえ過ぎないことがポイントです。
その2.ペーパータオル
強力なクリーニングペーパーとして使えます。
サックスのトーンホールに付着した青サビを取ったり、ネックコルクのよごれがこするだけでよく取れます。
クラリネットのジョイントコルクにもOK。但し、古くてもろくなったコルクにはダメ。
その3.ご存知ジッポーオイル
楽器表面のべたべた汚れやサビ落としに、接着剤の溶剤として、またフルートタンポの軽い汚れ落としにも使うことがあります(フィッシュスキンで、けばだっていない場合のみ)
その4.ネジやま救助隊(ネジのゆるみ止め)
キィの調整ネジやさまざまネジのゆるみ止め。これとても助かってます!
その5.フェザー剃刀(片刃)
われわれの使う刃物の中でもっとも良く使うのがこれ。
主にコルクを切ったり整形するのに使いますが、用途は多種多様です。
その6.綿棒
楽器掃除の必需品!オイル類の塗布や磨き作業にも大活躍。
ピッコロやオーボエなどは小さいサイズ(赤ちゃん綿棒)がおすすめ。
その6.各種接着剤
あまり特別なものは使いません、キィコルクやフェルトなどの軟物類にはこんなところ、、、。
しかし、これらは使い方を間違えるとえらいことになってしまう物もあるので、詳しい使い方はお店のリペアマンなどに相談してみてください。
おじいちゃんリペアマンKでした。
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