ヴェンツェルマインルの205CLが入荷しました!
2014-12-09 つやつや・・・つやつや・・・。
なんともゴツいフレンチホルンが入荷致しました。
ヴェンツェルマインルの 205CL、(ドイツ語ってどうしてこんなにゴツいのでしょうか・・・)
このモデルの特徴は、ドイツと日本のプレイヤーの意見を取り入れた、言わばハーフ。
なので二つの国の好みが詰め込まれた贅沢な一本なんです!
(どっちの国でも大人気・・・少なくとも日本では結構人気です!)
一言で言うと、日本、というよりもアメリカンホルンと、ドイツホルンの要素を持ったホルンです。
クルスペ巻きのF/B♭フルダブル、ラージスロートベル(太ベル)。アメリカンっぽい?

そして、管厚が結構あり、ずっしりとしています。ここがドイツっぽさを感じる部分だと思います。

マウスパイプはゴールドブラス。柔らかさもさることながら、銅を増やして腐食をしにくくしているかもしれませんね。

ロータリーは糸式。なんといっても静かです。しかもヴェンツェルマインルもロータリーはハンドラッピング。職人の技が光るなめらか?なアクションです。
ちなみにマウスピースレシーバーはアメリカンシャンク。
クルスペタイプの剛性はなかなか男らしいですよね?。

ちょっと暗くても写真がさまになります・・・!

おや・・・?ロータリーになにやら小さな孔が!
そうです!

これこそが最後の秘密、DOS!
ダイレクト・オイリング・システム!
この孔があることにより、ロータリーバルブケーシングの蓋を外さずとも、中に直接注油できるのです!!
つまり、抜差管を外してオイルを注し、グリスと混ざっちゃう心配とはおサラバなシステムなんです!
イイね!と思っていたのですが、そもそもケーシングの蓋を外す・・・以前の外蓋をクルクルと外すのが若干面倒・・・まあグリスと混ざらないように注せる、ということが最大のメリットですね。
現在こちらの楽器はウインドパルに展示中!
商品ページはこちら。
ご試奏はいつでもお気軽にどうぞ?!
担当こばやし