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わからないことは楽器屋さんに聞け!中古品選びの基礎知識2

2017/2/13 (月)[渋谷WEST]

〜今回はシンバル編!掘り出し物の中古を探すポイントを伝授します〜

基礎知識シリーズもなんと16回目!

気づけばこんなに書いていたんですね、
お読みいただいている方、本当にありがとうございます。

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わからないことは楽器屋さんに聞け!中古品選びの基礎知識1


2月も中古セール大好評開催中ということで、

今回のネタは前回中古スネア編の続き…

中古ってどうよ??中古品選びの基礎知識-シンバル編-

ということで
中古シンバルについてのチェックポイントをアドバイスしていきたいと思います



■シンバルって消耗品??

そう考える方もいらっしゃると思います

太鼓本体と比べると割れてしまえば終わり
そんなに長く使えないし、、、とお思いの方もいるのでは?

しかし実際、自分の経験の中では、
シンバル割ったことないんです!

わたくしもその昔、
それなりに音楽活動をハードにこなしてた時期がありまして、、、

毎週数回リハ、月に複数ライブなどで、
マイシンバルをガンガンに鳴らして使っておりましたが
一部少し変形したものの、割れなかったんですよー

もちろんた叩き方の個人差やシンバル自体の個体差もありますが
案外丈夫なんですよ、シンバル。

使用していたのは新品もありましたが、一部は中古品で混合しておりました。
どうしても欲しかったモデルが有ったのですが、
既に生産が完了しており、中古でしか手に入れることが出来ませんでした。

もちろん、見つけた時にはテンションあがって、即購入!
無くなってしまったモデルを中古で見つけられたときは衝動買いしてしまいます(笑)

このように、古いモデルや廃盤モデルを探すことが出来るのは中古の魅力
あとはコンディション次第といったところですが、

そんな中古シンバルの選び方ポイントを、私なりに解説させていただきたいと思います!



■シンバルは汚れが付きやすい




新品シンバルって綺麗な黄金色してますよね??
しかしながら、結構使い込んだり、
使わずとも保管次第では、




このようなくすんだ色になってしまいます!

シンバルの主成分は銅、いわゆる10円玉に似ています。

10円玉も年式が新しければきれいな色をしていますが、
古いものになればなるほど、くすんだ色になっていると思います。

それは、銅という金属が錆びやすいから、
錆びる(酸化)すると、いわゆる緑青(青サビ)が発生します。

緑青が発生するときは、
かなり極端な汚れが付着していた、また、汗など塩分を含む汚れが付着したなど、
強い汚れがしばらく付着したままだと結構簡単に発生します。






また、汚れにさらされてない場合でも、
ほとんどの場合、空気にさらされているだけで薄いサビが「クスみ」という形で発生してきます。

新品購入時から毎回クリーナーで磨き上げているような場合を除き、
経年だけでも見かけの色は変化していくものです。

また、ハードなクリーナーで磨いている場合は、
ロゴが消えてしまっていたり、妙にテカテカしたルックスの場合が多い
です。
丁寧に扱われてきたとも考えられますが、
場合によっては磨かれ過ぎて少しレイジングが薄くなっているケースもあります。

なのでポイントとして、


●緑青が発生している→結構な頻度で使用されていた
音色は少しドライになる。サビ自体がミュート効果を発揮し、すこし詰まった音質になる。
鳴りすぎないサウンドをあえて欲しい場合は有効かも。
また、緑青を頑張ってそぎ落とすと、鳴りが戻ってくる場合もあります。

●クスみのみでとどまっている→意外に使用はされていないが経年変化はしている
金属が落ち着いてきているので、新品購入時よりもハイが気持ち抑えめになる事が多く、
このくらいの感じが一番使いやすいというドラマーも多い。

●ハードなクリーナーを使用している形跡→綺麗に磨かれているが、ロゴが無いなど。
結構音色としては明るくハイが目立つことも、、、ブリリアントに似た感じ。
磨かれた後にまたクスみが生じると、また落ち着きのある音色になっていたりします。

●いわゆるスティックの痕跡→スティックも塗装されているため汚れとして付きやすい

この汚れは、ほとんど音色に影響なしと言えます。

●いわゆる軽微な指紋汚れ→指紋の脂で酸化した汚れ。
この汚れも、ほとんど音色に影響なしと言えます。


このように、結構状態によって音色は変化します。



また、こんな感じにガムテープの跡がべったりついたものもありますが、
このようなものも適度にミュートされた音色になります。
※このような汚れはシンナー等の溶剤で溶かすことも可能!

同じモデルでも個体差とこの経年変化で全く違う印象になったりと、
中古シンバル探しの面白いところだったりします。



■シンバルの使用感、ダメージについて

シンバルは直接叩く楽器、
個体差はありますが最後の最後は割れてしまう事がほとんどでしょう。




一箇所でもヒビが入ってしまうと直ぐにそこから広がりますし、
元のサウンドを維持できなくなってしまうものです。

基本的に「割れた個体」はジャンク扱いで販売することはございますが、
リペアして使う、重ねシンバルに使用するなど、
何かしらの目的がある以外はオススメしません。

また中古シンバルの場合、
割れには至らないものの「傷」と認識できるものがある個体は多く




例えばこのような「欠け」などは比較的良く発生するダメージです。
このような欠けは、大体何かにぶつけて発生してしまう事がほとんど。
実際音色への影響は少なく、問題なくお使いいただけるのですが、
この傷が少し大きい場合、その部分からの割れにつながることが稀にございます。

すぐに割れるということはあまりないのですが、
場合によっては将来的に割れが発生するリスクが少し高いものと考えて良いでしょう。
しかし、現状で問題なく使えるものがほとんどで、まだまだ十分活躍できるシンバルが多い状態です。

また、スティック痕による汚れは、それなりに使用されていた痕跡ですが、
全く持ってダメージでは有りませんので、まだまだ十分に安心してお使いいただけます。


また、変形やゆがみ等について、




このようにちょっとしたエッジの変形は薄めのシートシンバル系によくあります。
正直多少の音色変化(サステインが短くなる、倍音が濁る)が発生する場合が多くあります。
一か所程度ならば問題ないのですが、複数箇所有ると音色変化が大きいかもしれません。

歪みも、多少のものであれば問題ありません。
問題になるのは、ぱっと見て歪んでいることがわかるレベル。

※こうなってくるとサステインかなり短くなってきます。

また、ハイハットでは歪みがあるとクローズ音が安定しないことが多く、
とりわけハイハットでは歪みの無い状態であることが重要です。

そして、シンバルの良くある変形としては



上記のようなキーホール。

これが発生する原因は、
シンバルをスタンドで傾けたまま使い続けることにより生じます。
また、この現象が起こる要因として、
ウェイトのバランスが偏っていることも考えられます。
シンバルの個体差としてよくあることではありますが、
ウェイトバランスが偏ることにより、いつも同じ方向にシンバルが回転してしまい、
その位置で安定して叩き続けられることで一方的にセンターホールが削れるのです。
30年以上使用したシンバルにはしばしば見られますが、
基本的に1オーナー品でないとなかなか発生しないため、
逆に大事に長く使用されてきた証とも考えられます。

程度によりますが、
キーホールでは音色への影響はほぼほぼないと思われ、
セッティング時の不自由さ(やはり削れた穴にスタンドの芯がハマってしまう事あり)が気にならなければ、
まだまだ問題なくお使いいただける状態かと思います。



■最後に

新品で購入するとなかなか高額なシンバル
消耗品としての要素もありますが、丁寧に使用していれば十分に長くお使いいただけます。

中古では、2ランク位上級なモデルをお手頃な価格で購入出来たりするので、
非常にお得なアイテムであるといえるでしょう。
ヴィンテージシンバルも、当時の雰囲気を再現するのには実に重要なアイテム。
これら、新品では探せないアイテムも中古で探すほかありません。

コンディションの状況と今後の使用頻度や用途を踏まえ、
今回の内容をシンバル選びの参考にしていただけると幸いでございます。



2回にわたりご説明して参りました中古選びはいかがでしたか??
中古品には今まであまり注目していなかった方にも、
中古品という新たな選択肢を追加していただければ幸いです。

今回は、ここまで。
それではまた!!

■この記事を書いた人

松岡 武 Takeshi Matsuoka

中学生の頃突然ドラムに目覚め、そのままのテンションで音楽の専門学校に入学。卒業後よりお茶の水イシバシに勤務し13年、2016年6月より渋谷WEST勤務。20代のころはジョン・ボーナムにあこがれすぎて24インチのライドをバカバカ打ち鳴らしてました。豊富な現場経験を生かしたその人に合った楽器のチョイス、チューニングやメンテナンスポリシーで、様々なタイプのドラマーをサポート致します!




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