皆様こんにちは!御茶ノ水本店 ベースフロア担当のウスイでございます!
とんでもないものが入荷致しましたので、現在迅速に執筆中です!挨拶もほどほどに失礼しております…!
早速本題です!
Music Man / Pino Palladino Icon Series StingRay 4 Fretless Aged 79 Burst

¥1,760,000
全世界で15本限定!さらに国内1本のみ入荷の超激レアモデルです!
たとえこのブログを執筆中に売れてしまったとしても書き切ると決めていました…。
※ややこしくはなりますが、長文化を避けるためここからはピノ本人が使用していた個体を「本機」、当店に在庫しているシグネイチャーモデルを「本個体」として記載いたします。
Music Man Icon Series
そもそもMusic Man における「Icon Series」とはなにか。HPには「象徴的なミュージックマン楽器のルックス、サウンド、そしてエッセンスを忠実に再現するために製作された、限定ハンドクラフト・レプリカ・シリーズ(和訳)」と記載があります。Music Man の歴史を代表する個体の再現というわけですね。そしてこちらのIcon Series、観測できた限り前回のモデルは「Musicman / Cliff Williams Icon Series StingRay Bass Back in Burst」のみ。こちらIcon Seriesの第一弾となりますが、今回のピノモデルが登場するまでおよそ5年もの感覚が空いています。
Pino Palladino
さて今回Icon Seriesに登場したのはPino Palladinoモデル。こんなマニアックなブログに辿り着く人であればもはや説明不要でしょうか…(笑)。ということでわざわざ段落を作りましたが、少量の紹介に留めさせていただきます。知ってるよ!という方は読まずに飛ばしてください。
しかしながらピノ・パラディーノといえば、Fiesta RedカラーのFenderプレシジョンベースのイメージをお持ちの方も多いでしょう。かく言う私もそちら側の一人です。ピノ自身が今回モデルになったフレットレスのStingRayをメインで使用していたのは1981年から1990年代中盤。私が生まれる5年以上前のことです。それから既に30年ほど経っていますから、現代において特に私達の世代の方にはあまり馴染みがないのも仕方がないことかもしれません。しかしながらBOSS OC-2と組み合わせたサウンドは往年のファンが何度も語り合ったであろう有名なコンボですから、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
さて、ここからは本個体の紹介です!
まずはルックスから見ていきましょう!といってもどこをとってもファンから見たらたまらない部分であると思われますが、まずはヘッドから!


トラスロッドがヘッド側に作られた、昨今のスティングレイには見られなくなった仕様。更にヘッドロゴも本機が作られた年代のものを忠実に再現されています。
更にヘッド裏にはピノ本人の直筆サインまで!



そしてボディ!ご覧の通り本機に準えたエイジングが施されています。さらにさらに、本機に準えているのはエイジングだけではありません。なんとボディ裏にはマニア垂涎モノのステッカーまでもが用意されています!これだけでご飯が食べられる、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか…!
そして裏通し可能なストリングスルーボディブリッジ、マイクロティルト採用のネックプレートも見られます。ブリッジに記載されたシリアルは本機と同じシリアル番号が付けられているとのこと。細部からもMusic Manの本気度が伺えますね。



1pcのポプラボディにメイプルネック、ローズウッド指板というマテリアル。ボディ材のポプラは杢目、サウンド等含め厳しい選考基準の中から選抜された木材とのこと。ここからは木材、電装系含め「本機を再現するための工夫」が至るところに散見されます。メイプルネックも本家と同じくローフレットからハイフレットにかけてV字からC字へと変化していくシェイプ構造になっております。ボディ、ネックどちらもニトロセルロースラッカー・フィニッシュです。通常のStingRay Special、Retro Sereisには見られない仕様ですね。
ピックアップにはヴィンテージスタイルのアルニコピックアップを採用。高さ5/8インチ、オリジナルの42ゲージワイヤーを採用したハムバッキングピックアップによりサウンドの核までも忠実に再現。コントロールはカスタムされた1Volumeと2Band EQとなっており、本機と同等のふくよかなローミッド、鮮明なハイミッド、ダイナミックさまでもを再現しております!

さてそのサウンドはというと、私自身検品も兼ねて音出しを致しましたが5分程度でやめてしまいました。それも本個体、あまりにもクオリティが高すぎるのです。
「素晴らしい」の一言に尽きるのですが、レスポンスの速さ、音圧、どれをとっても全く隙がありません。本気を出したMusic Manの前には、私程度の技量では持て余してしまうのです。ですのでここではサウンドに触れられません。触れたくともその真髄にたどり着けない、と言うのが正しいでしょうか…。
いかがでしたでしょうか。最後の方は書いている私としてもなんだかあやふやになってしまったようにも思えますが、本個体が当店に在庫した記録の一端として残っていけば、また私の感動が少しでも伝われば幸いでございます。
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