プログラマブル・スイッチャー、イマアツいです!!

今年も夏がやってきます。

いまだに少年時代の夏休み、金曜ロードショーを毎週楽しみにしていた頃を忘れられません。

今年も映画「バックトゥ・ザ・フューチャー」を必ず借りることになるでしょう
横浜店 エフェクター担当です!!

本日は最近何かと話題の「プログラマブルスイッチャー」

エフェクターを多く使う方にはもはや必需品ともいえるジャンルですが、
まだまだその特性上「どうやって使うのか分からない」「難しそうで手がだせない」等の
声をお聞きします。

こちらを当店オススメの品とともに、一体どんなものなのかご説明を混ぜつつ
ご紹介したい思います!

そもそも「スイッチャー」とはなんぞやといいますと…

スイッチャーとは文字通り、スイッチング、切替器と言うことになりますが、
では一体何を切り替える物なのか?

ズバリ、楽器から出力される音の信号を切り替える。という機械です。
例えば、「アンプを2台使っていてどちらのアンプへ音を送るか」とか
「エフェクターに音を送るか、送らないか」
などです。

これらは大きく分けると二つに分かれます。
一つは「A/B型」、そしてもう一つは「ループ型」
スイッチャーによっては両方の機能を持っているものもありますが、
基本的にはこの二種類です。

「A/B型」とは楽器から出力される信号を仮にCとします。
このCの信号をAの道へ流すか、それともBの道へ流すか切り替えることができるというタイプです。
俗に「A/B BOX」と呼ばれるものを指します。

「ループ型」とは英語で書くと「Loop」、意味的には「輪」とか「環」つまり円形の物です。
ループ型スイッチャーにはSENDとRETURNという概念があります。
これはそれぞれSEND=信号を送る端子、RETURN=信号を受ける端子、という意味です。
どうやってこれらをエフェクターに接続するのかと申しますと、

・SENDから出るケーブルをエフェクターのINPUTへ
・RETURNから出るケーブルをエフェクターのOUTへ

それぞれ接続してみますとちょうど円形状の状態(Loop)となると思います。

そしてこのLOOPのコントロールを行うのが、ループ型スイッチャーとなるという事です。

簡単なスイッチャーのご説明は以上です。

それでは今回の趣旨である「プログラマブルスイッチャー」とは何か?

上記でご説明したカテゴリーとしては、ループ型スイッチャーとなり、

プログラマブル・スイッチャーとは、簡単に申し上げますとより多目的・複雑化した複数のエフェクターのON・OFFやアンプチャンネルの切り替えを「スイッチ一発で可能にする」スイッチャーです。

極端に言ってしまえば

・「このフレーズを弾く時アンプはクリーン・チャンネル、エフェクターはオーバードライブ、さらに味付けにコーラス、広がりを足す為リバーブになるようにエフェクターやアンプのチャンネルスイッチを踏みかえる」

といった普通に繋いでいたら、一瞬で何回も足元を操作する必要のある動作を
一回のスイッチング動作で完結できるよう

予め「設定」(プログラミング)、できるという事です。

またエフェクターの切り替えはもちろんですが、MIDI機能のパラメーターの設定や、
エフェクターの電源供給の為の機能がついていたりと、製品によって多目的に使える商品もございます。

前置きが長くなってしまいました(笑)

それでは当店にはどんなプログラマブル・スイッチャーがあるのかご紹介させていただきます。

まずはこちら↓
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Providence / PEC-04
販売価格 44,928円 (税込)

■ PEC-04の主な特長
●エフェクターを4個まで接続可能(シリーズ接続ループ×3+セパレート・ループ×1)
●セパレート・ループは、アンプ・チャンネル切替等に使用するラッチスイッチとして使用可能
●ループのON/OFF動作を4個までメモリー可能
●好きな時に各ループのON/OFF動作をコントロール可能にするダイレクト・アクセス・モード
●操作性と耐久性を向上させたフットスイッチを採用。スイッチ間隔は踏みやすい80mmに設定。

■ PEC-04の詳細
・Bu-IN(バッファーインプット)
バッファー回路を通すことにより、ギターやベースの微弱信号を強く劣化しにくい信号に変換します。(信号のレベルは変わりません)
・IN(インプット)
FUZZ等、バッファーを通した後に接続するとエフェクトのかかり方が変わってしまうエフェクターに対応するためには、バッファー回路を通らないINへ接続してください。
・シリーズ接続ループ
ループ1からループ3までは、信号の流れがシリーズ(直列)接続になっています。各ループは、高品位なメカニカル・リレーにより信号をスイッチングします。ループOFF時にはSEND出力がミュートされ、ゲインの高いエフェクターを接続した際に起こりやすかったクロストークによる発振を防ぎます。
・セパレート・ループ
ループ4は完全に独立したループになっています。このループはSENDジャックがN.C.(ノーマリークローズ)タイプのコントロール端子、OUTジャックがN.C.(ノーマリークローズ)タイプのコントロール端子として、アンプのチャンネル切り替え等のコントロール端子として使用できます。 このセパレートループをMUTE用のループに設定したり、A/B OUT切替用に設定するなど多様な接続方法が実現できます。
また3つのシリーズ接続ループでは足りない場合に、セパレート・ループのINジャックとOUTジャックを接続し、4個目のエフェクトループとしても使用できます。
・チューナーアウト
入力された信号がチューナーアウトから常時出力されるので、プレイしながらチューニングすることができます。
・DC9V出力
PEC-04は4系統のDC9V出力を備え、合計220mAまで供給することが可能です。220mAを超えるとオーバーロードLEDが点灯しユーザーに注意を促します。各出力には独立したフィルター回路が内蔵されており、電源ラインからのノイズの混入を防ぎます。さらに主電源回路にはショートプロテクション回路が用意されていますので、DC9V出力をショートさせてしまった時でも、電源回路を故障から守ります。

■仕様
●電源: ACアダプター(PAP-612ACJ)
●消費電力:5W(DC9V無負荷時)
●外形寸法:290(W)x70(D)x32H(前面側)/40H(背面側)mm
(ジャック、スイッチ等の突起部は含まず)
●重量:約780g
●付属品:専用ACアダプター(PAP-612ACJ)、ゴム足x4

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CUSTOM AUDIO JAPAN / Loop and Link II
販売価格 41,470円 (税込)
シンプル&ハイ・コストパフォーマンスなオーディオコントローラー、Loop And Linkがさらにグレードアップ!

「プロのニーズにも応えるシンプルでコンパクトなループシステム」。 Loop and Linkの開発コンセプトは言葉にすると簡単なことですが、Custom Audio Japanとして多くのサウンドシステムをプロデュースし、”プロミュージシャンのニーズ”を本当の意味で理解している我々にとっては非常に高いハードルでした。

例えば音質面で原音を損なわないのはあたりまえ。かつエフェクターの良さを引き出す、いわゆる”エフェクターノリの良い音”が求められます。 また、瞬時に最高のギターサウンドをクリエイトしなくてはいけない彼らにとって、使用方法が複雑な機材は絶対に受け入れられません。

考えたのは、5つのループを6プリセットするシンプルなループシステム。使い方をより複雑にするMIDI機能は敢えて外し、1つのループはアンプのチャンネルを切り換えるスイッチとしても使用可能。2台のリンクで得られる発展性。 ミュージシャンからのリクエストを想定し、応えるべく機能を搭載したのがLoop and Linkです。

Loop and Link IIでは、それからの数年の間に寄せられた、ミュージシャンからの(予想通りワガママな)リクエストに応え、より機能性を強化しました。」

初代Loop and Linkからの主な改良点
■Mute Function
Store/Modeスイッチを長押しすることでOutputがミュートされます。

「チューニングやギター交換の際には出力をミュートする事が必須となります。出力ミュートにはボリュームペダルを使用するのが一般的でしたが、エフェクトボードをなるべくコンパクトにしたい昨今では、出力ミュートのためだけに大きなボリュームペダルを使用するのは敬遠される傾向があり、ループを使用するミュートシステムが一般的になっています。 新たに設けられたミュートリレーを既存のStore/ModeスイッチでコントロールするMute機能は、同じケースサイズでループが1つ増えたのと同等の効果をもたらします。」

■Switch? or Loop?
L5をループとして使用するか、アンプチャンネルを切り換えるスイッチとして使用するかをワンタッチで切り替え可能にしました。

「Loop and LinkはL5として完全に独立した IN-SEND-RETURN-OUTで構成された独立ループを備えていました。完全独立ループですので、L5をアンプのエフェクトループに使用した際もグラウンドループによるハムノイズの発生はありませんでしたが、反面、L4の後ろに配置したシリーズループとして使用する場合にも2本のパッチケーブルが必要になるなど、システムが煩雑になる傾向がありました。Loop and Link IIでは、L5をループとして使用するか、アンプチャンネルを切換えるスイッチとして使用するかをワンタッチで切り替え。シンプルなシステム構築を可能にしました。ループをアンプのエフェクトループに接続する場合でも2本のグラウンドリフトケーブルを使用する事でノイズ対策が行えます。」

■Buffer Bypass/Activeスイッチ
BufferのBypass/Activeを外部から容易にアクセス可能にしました。

「INPUTバッファーはその後に接続するエフェクターによってはバイパスする必要があります。バッファーを使用するか否かは使用エフェクターにより決定しますが、音質の嗜好で選択できる場合もあります。従来は内部スイッチにより設定してきたBufferのBypass/Activeを外部から容易にアクセス可能にしたことにより、BufferのON/OFFによる音質の変化をシステム製作後に確認できます。」

■軽量なアルミニウムケースの採用
「ワールド・ツアー クラスに対応したアルミニウムケースを採用しました。これにより、従来の50%近い”減量”に成功しました。」

主な仕様
・付属品:CAJ PB05DC9 / サポートアングル
・寸法:406(w) × 77.4(d) × 32.7(h) mm
・重量:約660g
・消費電流:400mA

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One Control / Chamaeleo Tail Loop MKII

販売価格 30,240円 (税込)

5プログラム×3バンク、15種類のメモリーが可能なコンパクトプログラマブルスイッチャー

エフェクターボードの使い勝手を高め、操作性を上げるためのスイッチャーが一番場所を取ってしまっては意味がありません。小型(440(W) x 56(D) x 38(H) mm)、軽量(約780g)の筐体に、4シリーズループ、1セパレートループ、さらにチューナーアウト・ミュートスイッチと電源供給を搭載した5プログラムループです。
6つのDC OUTを搭載し、最大6台のエフェクターに電源供給が可能。ペダル5つとチューナー1つを同時に駆動させることができます。新開発の3カラーLEDを用いたサイクルタイプのバンク切替により、1フットスイッチと1LEDのみで3バンク分の操作を実現。同サイズではこれまで以上の高機能を小さな筐体に詰め込みました。操作性もシンプルで持ち運びやすく、さらに低価格を実現しました。
●プログラムモードとダイレクトモード
Chamaeleo Tail Loop MKIIは、プログラムモードとダイレクトモードを備えています。
プログラムモードとダイレクトモードは、BANKスイッチを2秒以上長押しすることで切替可能。いつでも即座にサウンドチェックや個別のペダルのON/OFFができます。

●ロックスイッチ
せっかく設定したプリセット、演奏中に誤ってボタンを踏んでプリセットが変わってしまうことのないように、プリセットをロックするスライドスイッチを搭載しました。

●サイクル選択式のバンクセレクト
できるかぎりコンパクトに、使いやすさを失わずに機能性を追求する。例えばプリセットできる数は多いほど良いかもしれませんが、その選択が煩雑になってしまっては意味がありません。
Chamaeleo Tail Loop MKIIでは、コンパクトさを失わないために1フットスイッチによるバンクセレクトを採用しました。プリセット数を増やすため、3カラーLEDによるサイクル選択式とし、1フットスイッチで3つのバンクを実現。フットスイッチを押すたびにGREEN、RED、BLUE、GREEN…とバンクが変わります。これ以上バンクを増やすこともできますが、そうするとバンク選択が煩雑になってしまうため、最もバランス良くご使用いただける3バンクに設定しました。

●シリーズループとセパレートループシリーズループとは、複数のエフェクトループを直列で接続したものです。これは信号の経路を最短にすることができる反面、直列でしか使用できません。
Chamaeleo Tail Loop MKIIは、4つのシリーズループに加え、セパレートループを搭載。セパレートループは、それ自体が独立した1ループとして動作するため、アンプの前とループ内や、インプットバッファの前にエフェクトをつなぐ場合、さらに別のパートなど完全に別経路のエフェクトを接続することもできます。これらをまとめてプログラムによって制御できるため、フレキシブルな運用ができます。

Chamaeleo Tail Loop MKIIの特徴
・5プログラム×3バンク、15種類のメモリーが可能。
・4つのシリーズループ、1つのセパレートループを搭載。
・独立ループは、アンプのチャンネル切替スイッチとしても機能。
・視覚的に分かりやすいプログラミング機能。
・プログラムをロックするロックスイッチ搭載。
・ダイレクトモードを用いることによって、ノーマルスイッチャーとしても使用可能。
・チューナーフットスイッチはミュートスイッチとしても使用可能。
・非常にナチュラルなBJF Buffer回路を搭載。
・バッファーインプット、ノンバッファーインプット、バッファーアウトを搭載。
・市販の9Vセンターマイナスアダプター(One Control EPA-2000を推奨)で稼働。
・別売りのワンコントロールDCケーブルを使用することにより、最大で6台のエフェクターに電源供給も可能。
(電流量に注意してください。センターマイナス9Vのみに電流を供給できます。)
電源:DC9V
消費電流:最大200mA
サイズ:440(W) x 56(D) x 38(H) mm(突起含まず)
440(W) x 63(D) x 54(H) mm(突起含む)
重量:約780g

以上までが当店に在庫のある価格が、リーズナブルなプログラマブルスイッチャーとなります!
操作も比較的簡単で、

「エフェクターいっぱい買ったけど踏み変えが大変だな?、何か簡単なスイッチャーないかな?」


こんな問題を即座に解決できる、エントリー即戦力の機材です!

なかなか長文になってしまいましたが、移動時間の暇つぶしにでも読んでみてください(笑)

是非機材導入の参考にしてみてください!

次回はフラッグシップモデル=プロも使っているタイプ
プログラマブルスイッチャーをご紹介します!!

それでは次回の回にて

ではでは?


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