イシバシ楽器 福岡パルコ店 寺井でございます。
閑さや 岩にしみ入る 蝉の声
日中はもちろん、朝晩の気温も高くなり、ようやく夏到来といった今日この頃・・・皆様いかがお過ごしでしょうか？
ここ博多天神 イシバシ楽器もうだる暑さに対抗すべく（？）、ギターフロアの壁を取っ払っちゃいました♪
おかげさまで視界良好、店内を広く見渡せるグッドロケーションへ生まれ変わりました。サボってたら速攻で店長にバレます・・・泣
改装後のテンションアゲアゲ状態が拍車をかけ、ついついギター発注数も多くなりがち…連日新入荷モデルが店頭をにぎわせます。
というわけで、新入荷おすすめアイテムのご紹介です!!
Paul Reed Smith (PRS) / John Mayer Signature Model Silver Sky Lacquer Finish Orion Green 【s/n：20 0298118 weight:3.27kg】￥297,000（税抜）
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John Mayer とPaul Reed Smith Guitars がコラボレーションした新モデル“PRS Silver Sky”!!
2020年製からトップコートにラッカーフィニッシュを施し、よりヴィンテージフィールを感じる仕様へモデルチェンジ!!上質なストラトをお探しの方は是非チェックしてみてください♪
見た目はモロにフェンダーストラトです。ジョン・メイヤーだからこそ許される（？）、掟破りのデザインにデビュー当時は度肝を抜かれました。
2018年の登場以来、ここ福岡パルコ店でも非常に人気があり、今やPRSラインナップの中でもスタンダードに定着した感があります。
弦のゲージがデフォルトで1弦010～となるため、トレモロスプリングは4本貼りとなります。バックプレートもついておらず、玄人感マシマシです。
ちなみに出荷時のセッティングでブリッジはノンフローティングとなり、ボディとブリッジの一体感をアップさせ、鳴りにも大きく影響します。アームアップできるよう調整も可能ですので、いつでもスタッフにお申し付けくださいませ。
ネックプレートにさりげなくジョン・メイヤーのサインが…。アーティストモデルですが、全体の雰囲気を崩さない程度のアピールが嬉しいですね。
【635JM】と名付けられた独特のネックシェイプ、1963/1964年製ヴィンテージストラトに着想を得た形状となります。現行のフェンダーストラトと比べると肉厚で、太めに感じるかと思われます。太めのネックが生み出すコシのあるサウンドがたまりません。
ネックの木取りは板目となっており、他の個体のほとんどに共通します。もっと豪華なフレイムメイプルや、ハイグレードな柾目のメイプルでもプロトタイプで作製したようですが、最終的にジョン・メイヤー本人の希望でこの仕様となりました。
指板Rは7.25”Rとなり、通常のPRSギターより若干細身のフレットです。よりヴィンテージスタイルを彷彿とさせる仕様で、ジョン・メイヤーのこだわりを感じます。
ジョン・メイヤーモデルと言う事で、ついついラウンド貼りのローズウッド指板を連想しますが、実際はスラブ貼りとなっております。よりリッチで豊かなサスティーン、整ったサウンド形成に大きく影響します。
ヘッド部のレイアウトも工夫されており、ナットからペグまでの弦長を十分に確保し、チューニングの安定度をさらに高めるために、ペグ位置のオフセットなどの改変が施されています。
ペグはもちろんロックタイプ、一見トラディショナルなスタイルですが、しっかり実戦的なスペックとなっております。
ジャックプレートやノブ、スイッチと各所パーツもオリジナルデザインとなっております。デザインだけでなく、例えばジャックプレートはシールドの抜き差しに無駄な力を要しない仕様となっており、細かい所まで妥協なき仕上がりです。
ネックとボディは余計な遊びなどなく、きっちりとサイズを合わせております。組み込み精度の高さがうかがい知れます。
ボディキャビティは比較的ゆったりとしたスペースです。ボディサイズはフェンダーストラトと大差はないのですが、シルバースカイは3.3kg前後のやや軽めの個体が多いのも、このボディキャビティが関係しているように思います。
ネックポケットにマッチングナンバーはありませんが、ボディキャビティ内にシールでシリアルが記載されております。
エレクトロニクスのレイアウトもフェンダーストラトを彷彿とさせます。
センターP.Uだけ赤く色づけされているのは、おそらくRWRP（逆巻き逆磁性）の目印と思われます。フロント or リアのミックスポジションでハムキャンセルとなる実戦的スペックです。
というわけで、ただのストラトではないこだわり満載のシルバースカイ、肝心のサウンドはどうなのか・・・？気になりますよね？
ではでは、Let’s サウンドインプレッション♪
福岡パルコ店で最もギターを弾く男、出荷検品スペシャリスト野田によるインプレッションです。
2020年仕様のシルバースカイ！ pic.twitter.com/Jvz4Ud0AVa
— イシバシ楽器福岡パルコ店 (@1484fukuoka) July 25, 2020
野田「誰が何と言おうと、やはりフェンダーストラトと比較せざるを得ません（笑）印象としては、とてもリッチなシングルコイルサウンドです。音像の太さやサスティーン、コンプレッションの効いたサウンドは現代的な音楽にしっかりマッチしますね。ヴィンテージサウンドは時として、モダンスタイルにはいなた過ぎてミスマッチになることもありますが、このサウンドこそまさに【今】のシングルコイルサウンドですよ。」
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今回ご紹介した個体の他にも、現在福岡パルコ店には2019年製モデルも在庫がございます。つまり新旧スペックの比較が可能でございます!!
新旧とはいえ、仕様やサウンドに優劣はなく、プレイヤーの好みでお選びいただけます。当店にご来店の際は是非お試しくださいませ。
また、新たにメイプルネック仕様もラインナップに加わり、福岡パルコ店にも入荷予定です。お楽しみに♪
今回ご紹介させていただいた商品について、お問い合わせはいつでもお申し付け下さいませ。
tel:092-726-1484
mail:fukuoka@ishibashi.co.jp
営業時間：10:00-20:30
ではでは♪
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