個人所有のLine 6 / Helixでオリジナルパッチ作ってみた!~クランチ編~

全パターンの製作時間は驚異の30分!?

2020-07-23
という訳で、続きをご紹介していこうかなって感じなんですが今回はクランチ編です!
前回の記事に概要を細かめに書いてありますので、こちらをご覧いただく前に是非とも下のリンクから、最初の記事をご覧くださいませ!!

前回のクリーン編の記事はこちらから!


さて軽くおさらいするとこの記事の一番重要なポイントは以下の通りです!!
① 『今までジャズコにコンパクトエフェクターをつないできたプレイヤーが、自分のボードのサウンドをHelixだけで再現しようとしたらこうなった!』 がコンセプト。


② この時は2Hのギターを使っているので、若干歪み感が多いかと思います。 なお、このパッチ内ではアンプは全てのパラメータを固定にしてあるのでサウンドバリエーションごとに変化はつけておりません。←ここ重要!

さぁ、さらにお恥ずかしながらサンプル動画も再度出します!!!
ちなみに今回のクランチ編でご紹介するサウンドは本編の0:41あたりから1:24までの範囲で聴けます!!

それでは、どうぞッ!!



お聴きいただいた方の中には『おや?』と思われた方もいるかと思います。
はい、あの曲のイントロ付近のですね!! 

それは、さておき(笑)

いよいよクランチ編の解説に移っていきたいと思いますー。

ルーティングはこんな感じになっています!


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このSnapshotにおけるルーティングは以下の通りです。
メインのオーバードライブ→ジャズコのアンプモデル→4×12のキャビネット→リバーブ
この流れで進んでいきます!

非常にシンプルですね!!
このシンプルさをこのハイスペックな機材でやるのってどうなの?と聞かれることもありますが、いくらハイスペックだからと言って何でも詰め込めばいいってもんじゃあなく、必要なものを必要な分だけ的確に配置をしてあげる事で、真価を発揮します。

さて、本格的にサウンドに対しての解説を挟むとすると、まずクランチサウンドはこれまで『マルチ系では表現力が乏しくて、クリーンとハイゲインは賄えるけどクランチだけは難しい…。』と言われ続けてきました。

ですが、Helixはどうでしょうか。
クリーンと比較するとかなりDriveが増えているのに、とても輪郭がハッキリしています!

この動画内では実際にはやっていませんが、ギター側のボリュームへの追従がとても敏感で、歪んだ状態でも容易にクリーンとクランチの行き来が出来る事がマルチ系ながらに出来ます!これはコンパクトに慣れている方ならやりがちですが、マルチに慣れている人からすると本当に感動モノです!

さらにこのメインの歪み、一体どんなエフェクターなのかというと『Paul Cochrane / Timmy Overdrive 』のモデルを使用しています!
HelixのHXモデリング名で言うとTeemah!です!
コントロールが独特でBass CutとTreble Cutの2つのトーン可変が付いています。
ここで、パラメーターが0であれば全くカットしておらず、10であればMAXカットとして機能します。これは操作も実際のエフェクターと変わらないので、触ったことがない人でも簡単にサウンドメイクが可能です!

そして、アンプセッティングは一切変えず、リバーブも箱鳴りやエアー感演出の為に薄くかけている程度なので、一番の肝はやはりTeemah!ですね!
すごくシンプルですが、カッティングにもコード弾きにも一切の変化を付けずともこれだけのクオリティを出せるのはすごいと思います!


このように、仮想的にジャズコにクランチ系オーバードライブペダルを突っ込んでみるとHelixの場合、とてもピュアで生々しいギターサウンドがいとも簡単に作れてしまいました!!


ここでHelixが気になったという方は、下のリンクから実際に詳細を記したページでご覧暗さいませ!!


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御茶ノ水ROCK SIDEのHelixの商品ページはこちらから!

それでは、次回はモダン系ディストーションのお話に移っていきます!!


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