イシバシ楽器 福岡パルコ店 寺井でございます。
3月でございます。年度末ということで、各所リニューアルに向けた準備が進んでおります。
ここ福岡パルコ本館8Fもフロア改装中ということで、フロアの半分が白く塗りつぶされております･･･。
そんな中でも連日多くのお客様にご来店いただき、誠にありがとうございます。
特に最近は多くの買い取りお持込みをいただき、新入荷中古アイテムにスタッフ一同心ときめいております☆今後ともどしどし買取のご相談をお待ちしております。
そんな中、ナイスアイテムが入荷しましたのでご紹介させていただきます!!
Gibson Custom Shop Don Felder Hotel California 1959 Les Paul VOS【s/n:DF090 weight:3.95kg】￥700,000（税抜）
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イーグルスでの名演を彩ったレスポールを徹底再現!!希少な中古品が入荷しました♪
個人的にドン・フェルダーは大好きなギタリストですので、やっぱり思い入れが強くなりますね!!
イーグルスの3枚目のアルバム「On the Border」から加入したドン・フェルダー。「フィンガーズ・フェルダー」と称されたギターテクニックを持つドン・フェルダーの加入により、バンドは従来のカントリーロック路線からよりロック路線へシフトしていきます。
「Hotel California」をはじめ、「One of These Nights」や「New Kid in Town」など珠玉の名曲で名ギターフレーズを聴かせてくれ、特に「One of These Nights」のギターソロはトーン、フレーズともに個人的No.1です!!
「Hotel California」のコードをひらめき、さらにギターアレンジなど作曲の大部分で力を発揮したドン・フェルダーですが、バンド内の人間関係で対立、最終的にグレン・フライとステージ上で口論となり、そのままバンドを脱退してしまいます。
このステージ上の口論は録音されており、「早くお前を○○してやる!!」「あぁ、楽しみだぜ」と周りのメンバードン引きなやり取りとなっております。ちなみに、再結成後もドン・フェルダーは解雇されてしまいます（泣）
また、個人的に一番好きな「Victim Of Love」もドン・フェルダーが作曲し、元々自分が歌うはずだったのですが、レコーディングがうまくいかず、ご飯に連れ出された隙にドン・ヘンリーがボーカル撮りし、レコーディングされてしまうという悲しい経緯もあります。※さらに悲しいことに、ドン・ヘンリーのボーカルがめっちゃ良いんです!!
バンドの功労者でありながらどこか哀愁漂うドン・フェルダー、こういったストーリーを知るとより一層ギターサウンドに深みを感じてしまいますね・・・。
話が大きく脱線してしまいました・・・改めてギターをご紹介させていただきます!!
新品販売時より複数個体を見てきましたが、共通するのはトップの細かいピンストライプメイプルです。特にこの個体は左右の杢の表れ方が不均一で、眺める角度で様々に表情を変えます。
杢目もさることながら、このモデルのために再現されたバーストの色味もいい感じです。リムから中央にかけてのグラデーション、わずかにオレンジがかったカラーが美しいですね。
ドン・フェルダー59レスポールといえばネックシェイプ!!当時の59レスポールよりもややスリムなネックは大変評判がよく、後の限定仕様モデルにも多く採用されました。特にローワーロゴのゴールドトップにフェルダーネックシェイプのコンビネーションは鉄板仕様でした。
通常ヒスコレはABR-1ブリッジがデフォルトですが、このモデルはナッシュビル・チューン・O・マチックが搭載されております。重量のあるパーツだけに、トーン自体も腰が据わり、押し出しの強いサウンドを生み出します。
特徴的な仕様として、フロントはバーストバッカー2、リアはバーストバッカー1が搭載されております。通常仕様と逆になっており、フロントはホットに、リアはやや抑え目なサウンドとなります。
実機をプロファイルし、計測された数値に基づいた仕様となりますが、他モデルではあまりみられないユニークな仕様となります。
コンデンサーはバンブルビーレプリカを搭載。パーツ各所含め、交換箇所もなく非常にいいコンディションが嬉しいですね。
というわけで、稀代の名ギタリストを支えた59レスポールの復刻モデル、肝心のサウンドはどうなのか・・・？気になりますよね？
ではでは、Let’s サウンドインプレッション♪
福岡パルコ店で最もギターを弾く男、出荷検品スペシャリスト野田によるインプレッションです。
ドンフェルダー1959レスポール！ pic.twitter.com/cBO3kpt7Sx
— イシバシ楽器福岡パルコ店 (@1484fukuoka) March 4, 2020
野田「ピックアップやブリッジの影響か、出力が大きいですね。馬力があるので、アンプのベースは抑え目でギター側のボリュームも7-8くらいでコントロールするとよりしっくりきますね。ボリュームを絞れば、リアがチャカチャカと小気味よいので、こちらでカッティングしつつ、ソロはフロントでズドンとキメるのが個人的にオススメですよ。」
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皆様のご来店心よりお待ち申し上げます。
ではでは♪
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