フロントP-90スタイルなのが押しです！
2019-11-04 「パーツの人」でございます。御茶ノ水に実店舗を構えるイシバシ楽器「U-BOX MEGA STORE」より、
ご紹介させて頂きたい本日のアイテムはこちら！
FENDER
中古 FSR Hybrid 60s Telecaster P-90 Black 2019
フェンダー伝統のスタイルに、モダンなプレイアビリティを盛り込む国産ハイブリッドシリーズ！スラブ貼りローズウッド指板の60sスタイルをベースに、色々盛り込んだハイブリッドな一本になっています。
最近流行のモノトーンコーディネートを感じる様な、ブラックフィニッシュのボディに、色味の付いたオフホワイト系3プライのピックガードの組み合わせ。そして何と言ってもフロントポジションに搭載されたP-90タイプのピックアップが目を引きます。
こちらのP-90サウンドですが、木材などの絡みもあるとは思いますが、ギブソンのそれよりもシャープな印象。個人的には本家レギュラーのP-90って結構音が太いイメージがあるのですが、大雑把な印象ですけどこちらはそれとシングルの中間的な感じです。とはいってもノーマルのシングルよりも太さとパンチのあるサウンドが気持ちいいですね。
ピックアップのセレクターは4段階切り替えになっていて、通常の3段切り替えのサウンドバリエーションにフロントとリアのシリーズ(直列)接続が含まれています。スイッチを一番フロント側に倒すとシリーズ接続になり、よりマッチョなハムバッカースタイルのサウンドになります。
ブリッジには伝統的なアッシュトレイ型のブリッジプレートの物を。やはりテレサウンドはこのブリッジでないとダメという方も少なくないハズ。3wayのサドルには50sスタイルで使用されるブラス製のサドルが搭載されています。比重が重く柔らかい金属なので鉄等に比べ太めでやや柔らかめなサウンドイメージですね。
ペグにはポスト穴で弦を固定するロック式、GOTOHマグナムロックが搭載されています。オールドスタイルなクルーソンシェイプながらも機能的にはロック機能搭載とモダンなペグとなっております。元々は主にトレモロが搭載されたギターで、ペグ部分でのチューニングの安定を目的に搭載される事が大半だったロック式ペグですが、最近では弦交換の容易さからかトレモロが付いてないギターでも採用されることが多くなりましたね。
サテンフィニッシュのネックグリップは肌触りがサラッとスムースで滑りの良いフィーリング。グリップ自体は比較的しっかりとした厚みを感じることができるUシェイプなグリップとなっています。
という訳で、ご案内をさせていただきましたこちらのギター。トラディショナルなテレキャスターをベースにしつつも、モダンな考えや使用感を考えたギターとなっております。特にフロントのP-90は「パーツの人」的にアチチなポイントかと。オリジナルのテレフロントって中々扱いが難しいと感じる部分もあるのですが、それ故かよくハムバッカーを搭載したり、渋い所だとチャーリークリスチャンスタイルのピックアップだったり、ゴールドフォイルだったり、はたまたetc…と改造の的にされるイメージです。ただテレキャスターってこういう改造された部分も似合ってまとまってしまう、「うおっ！そのテレかっこええ！やってみたい！」って思ってしまうのが面白いギターだなぁと思ったりします。
こちらも一品物の中古品であります故、売り切れの際はご勘弁くださいませ。ボディ周辺には全体的にキズがあるものの、フロントP-90というグッとくるスペックのテレキャスター！気になった方はぜひぜひお早めに！
それでわ！
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