新たな選択肢を与えるスイッチャー!~エフェクターフロアからこんにちは Vol.11~

今までこんなの見た事無い!異彩を放つスイッチャー!

2019-02-27 皆様こんにちは!エフェクターフロア我妻です!

今日ご紹介するのはこちら!

EarthQuaker Devices / Swiss Things
171530 B

159385 B

137556 B

36,720円 (税込)
商品ページはこちら
新しく発売されたEQDのスイッチャーになります!

この形でスイッチャー?とお考えになる方もいるかもしれませんが、これがまた只のスイッチャーじゃないんですねぇ!

簡潔に書くと、2LOOPスイッチャー兼ABBOX兼ジャンクションボックス兼ブースター付スイッチャー
よくばりセットでよくわからないことになってますね!たのしー!

まずは少しずつ機能をご紹介していきましょう!



2LOOP機能

こちらは通常のスイッチャーと同じですね。オンにしたいエフェクターをそれぞれLOOPに入れていただいてオンオフする!という簡単なものでございます。
ループにいれるのは一つだけという制限は無くディレイとリバーブとブースターを入れてループ1はリードチャンネル!というような使い方ができますね!
実は、このLOOPのスイッチ部がすごいことになっております…
なんと、押し方によってモーメンタリー(押したときだけオン、離すとオフ)にすることができちゃいます!!!!
このスイッチの仕組み?がフレキシスイッチというみたいです。
モーメンタリーにすることで、一瞬しか使わないエフェクターを一つの動きで制御する(押してオン離してオフ)ことができるので、従来のラッチ式に比べて、ワンアクション減る事になります。
これによって押し間違えが減り、演奏に集中できるのでフレキシスイッチは中々侮れないです…




ABBOX機能

LOOP機能でもびっくりなものが付いておりましたが、1in2outのABBOX機能も搭載されております。
こちらはA/B切り替えに加え、A+Bを出すことももちろんできます。(A+BにするBothスイッチはフレキシスイッチになっております)
Aはクリーントーンで使うからジャズコーラス。Bは歪みのトーンにしたいからマーシャルに繋いで切り替える、というのが割りとメジャーな使い方なのではないでしょうか。

もしかするとアンプを同時に2台使いたい~~~~という方がいらっしゃるかもしれません。
そういう時って位相問題とか出てきますよね?
ご安心ください!なんとこのSwiss Things、OutputB PhaseというスイッチでOutのBの位相を変えて位相問題を打破できるという…素敵スイッチャーなのです!(すごい)
そのため、アンプ2台使い+エフェクターも数個使うというプレイヤーにとってはすごいピンポイントなスイッチャーなのではないでしょうか!!




ジャンクションボックス

※この機能(仕様?)に関しては、僕の憶測になってしまいますのでご了承願います。

メーカー公式サイトでSwiss Thingsのページを見ると、「ペダルボードの右上に置くことを想定して設計されている」とあります。
スイッチャーで右上?と思うのですが、本体の右部にinput、上部にOutputがあること。
そしてペダルボードの右上に置くことを想定の記載から考えるに、ジャンクションボックスとしても使えるようにしたのではないかな~~と。
右上に置くと踏みづらくはないかとは思うのですが、右上に置くのであれば小さめなボードで使ってあげることで押しづらさも無くSO GOODだと思います。





ブースター

なんとブースターも付いちゃいました。
回路的にはエフェクトループの後になっております。
最大20dBまでのブーストが可能という十分な量を持っており、サウンドとしては味付けのしないとてもクリアなクリーンブースターという印象を受けました。
こちらもフレキシスイッチになっておりますので、ここぞというときに踏んでブースト!終わったら離してオフ!
オフにし忘れがないというフレキシスイッチの恩恵を受けまくりな部分です。





おまけ Volume EXPについて

ちょっと変わった仕様として、ボリュームペダルではなくエクスプレッションペダルを接続してボリュームをコントロールするというものがあります。
既存のボリュームペダルだと、入力信号(ギターやベースの音)に抵抗を掛けて音量を変えているため若干音質が変化してしまいます。(最悪の場合劣化という形で変化が現れる場合も…)
Swiss Thingsでは、その劣化に対抗すべくV olume EXPからの出力にバッファーが搭載されております!
このバッファーのおかげで音質に影響を与える事無くボリュームを変えることが可能になっております。
回路上ではLOOP1の後に配置されていますので、LOOP1に繋いだ歪みはゲインの量を変える事無く音量の増減が可能になっており、逆にLOOP2に繋いだ歪みはボリュームペダルでゲインの量を変えることができるので、どっちにどれを繋げようかな~なんて考えるのも楽しいです!





おまけその2 ~僕の普段の音作りをSwiss Thingsでやってみました~

普段使用しているAxeのプリセットを再現できるんじゃないか!?と完全思いつきでやってみます。(実際にやるとしたらすごいお金がかかります。)
普段使っているパッチがこちら。
109792 B

シーン切り替えによって歪みとクリーンを切り替えたり、タイトに刻みたいときはゲートをオンにしたシーンを作って使っていて、歪みは基本的に歪みアンプとクリーンアンプを混ぜて音作りをしております。

それをSwiss Thingsでやるとどうなるか!それがこちら!(実機が無いので図だけでご勘弁ください…)
987884 B

LOOP1は基本的に歪みのときにオン(A+Bチャンネル)。クリーンのとき(Bチャンネル)はLOOP2をオンにしたりしなかったり、という形です。
シーンで制御していたノイズゲートは別途オンオフを切り替えれば問題なし。
中々尖ったセッティングですが、一応こんな感じで再現する事ができました。
※書き終わった後で気づきましたが、ドライブとゲートの位置が逆でした。正しくはLOOP1 センド→ゲート→ドライブ→LOOP1 リターンです…

ちょっとくだらないかもしれませんが、こういう使い方をしてみても面白いかもしれません!!

お問い合わせ、ご質問等あればお気軽にどうぞ!
以上エフェクターフロア我妻でした!

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