FRACTAL AUDIO SYSTEMS / Axe-Fx III徹底解説!第三弾!-RTAブロック編-

新機能!!RTAブロックをご紹介します!

2019-01-14 いつも石橋楽器店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
新宿店2Fペダルホリック担当:渋谷です。

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今回より私がこの徹底解説を皆様へお届けさせていただくこととなりました。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、Axe-Fx IIIをすでに所持されている方はもうご存知かと思いますが
今回は弄ってみて気になった機能がありましたので解説させていただきます!
それでは早速、ご紹介してまいりましょう!

■REALTIME ANALYZER BLOCK(リアルタイムアナライザーブロック)


※以下RTAブロック
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こちらの機能はAxe-Fx IIIから追加された新しい機能です。
DTM等をされている方であれば、アナライザーは馴染み深いのではないでしょうか?
このRTAはいわゆるスペクトラムアナライザーとなっており、ブロックを通った時点の信号の周波数を測定して確認することができます。
これを使用することで実際にどの帯域がどの程度になっているかが画像のように簡単に確認することができるので音作りにおいて非常に役立つ機能ですね。



■EDIT画面

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decay time
decay及びrelease timeの設定ができ、値を変更するとメーターの低下速度が変わります。
値を大きくするとゆっくりと低下し、逆に小さくすると速く低下します。

INPUT SELECT
RTAブロックを通るステレオ信号をどのように処理するか選択できます。
LかR、もしくはL+Rから選択することができます。


BANDS
表示されるスペクトラムの解像度を変更することができ、32.64.128から選択することができます。


WINDOW TYPE
こちらは下記の2種類からデータの表示方法の変更ができます。
Hann(ハニングウインドウ)
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※デフォルトの設定はこちらのタイプになっています。

Blackman(ブラックマンウインドウ)
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画像のとおり、ギターサウンドのような複雑な信号の場合の表示の差はそこまでないので、基本的にはデフォルトのままで問題ないかと思いますが、BlackmanのほうがHannよりも周波数分解能が悪くダイナミックレンジが広いです。

decay time・INPUT SELECT・BANDSについてはそれぞれのニーズに合わせてパラメーターを調整をしていただいて問題ございません。

また、この機能はエフェクトブロックとして配置されますが、Shuntと同じくサウンド自体に影響を及ぼすことは無く、チャンネルも持たないブロックになります。




さて、いかがだったでしょうか?
今まではご自身の聴覚便りでしたがこれを使用すれば視覚上で確認できるのでよりつめたサウンドメイクが可能です。
こういった機能は今までありそうで無かったので、待ち焦がれていた方も多いのではないしょうか?
まだ使ったことが無いという方は、ぜひ使ってみることをおすすめします!


IIIに進化してからより勢いを増してくAxe-Fxですが、今後もどんどん素晴らしさをお伝えできればと思います。
今回のRTAについてやその他ご不明な点等ございましたら、お気軽に担当の渋谷までお問い合わせくださいませ。(新宿店の渋谷なのでお間違いの無いようお願いいたします笑)


最後までご覧いただきまして誠にありがとうございました。
次回もおたのしみに!

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