フェンダー新製品のキルトメイプルトップ!

見た目がゴージャスなだけじゃないんです…

2018-12-30 今回はフェンダー・ハイブリッドシリーズの限定製品キルトメイプルトップをご紹介しましょう。

画像:Fender / FSR Made in Japan Hybrid 60s Stratocaster Quilt Top

現行のフェンダー日本製モデルでラインナップの主軸となっているのが、Made in Japan Traditional SeriesMade in Japan Hybrid Series

前者がいわゆる実直なヴィンテージ・リイシュー路線であるのに対して、後者はもう少し現代的なスペックを取り入れたシリーズにあたります。American Professional SeriesPlayer Seriesなどとも近い位置付けで、オリジナル・フェンダーのフィーリングを重視しながら、演奏性の向上であったり、より様々なシーンで活躍できるサウンド・キャラクターを目指したものです。


MIJハイブリッドは、USA Vintageスタイルのピックアップを搭載しており、ギターでは下記する主な特徴が挙げられます。

1.ネック裏はサテンフィニッシュ塗装
→汗をかいていても、ポジションチェンジのときに引っかかりにくい
2.ペグはヴィンテージスタイルのロッキングチューナー
→弦を巻き付けなくていいので、チューニングが安定・弦振動伝達のロスも低減
3.指板は250ミリRの、やや緩やかなフィンガーボード
→ハイポジションまで音詰まりが起きにくいため、ローアクションなセットアップがしやすい
4.ストラトキャスターには2点支持トレモロ装備
→ネジとの干渉が大きい6点支持に比較して、摩擦抵抗が少ないので滑らかなアーミングが行える
5.テレキャスターには4wayセレクターを採用
→PUミックス時にシリーズ/パラレルの切り替えをすることで、ハムバッカー風サウンドも出力可能


もちろんメイド・イン・ジャパンに恥じない丁寧な作りなので長くご愛用いただけますし、これまで試したフェンダー系にしっくりこなかった方にこそ、一度お試しいただきたい内容です。
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そして今回ご覧いただいているキルトメイプルトップは、さらにもう一工夫が加えられております。通常21フレット仕様のところ、22フレット仕様にアップデートされているんですね。
ネックの長さはレギュラースケールのまま、いわゆる「ツバ出し」されております。たかが1フレットと思われるかもしれないですが、ギブソン系のギターで弾かれた曲を演奏する際など、この半音があるかないかで、だいぶ使い勝手が変わってくるんです。


あとは、調整のたびに都度ネックを外さなくてもいいように、ヘッドアジャストタイプになっているのがありがたいところ。ちなみにテレキャスターにはコンター加工を施してあるので、角張ったボディが苦手な方でもストラトに近い感覚で弾いていただけるかと思います。


上質な杢目の良さを最大限活かすために、通常の塗装工程より手間がかかるプロセスを踏んでおります。それでいて、レギュラー版との販売価格の差はわずか2万円弱に抑えられているのがすごい…。


画像:Fender / FSR Made in Japan Hybrid 60s Telecaster Quilt Top

本日ご紹介したのはファクトリースペシャルラン(FSR)というスポット生産の限定品なのですが、今回のシリーズはとりわけ生産本数が少なく、イシバシ楽器全店でもあいにく数本ずつしかご用意できませんでした…。
旧フェンダージャパン時代より、こういったリミテッドモデルはスピード勝負。どうか、この機会をお見逃しなく!

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イシバシ楽器御茶ノ水本店

OCHANOMIZU HONTEN

〒101-0062

東京都千代田区神田駿河台2-2

TEL:03-3233-1484

営業時間:11:00 ~ 19:00

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