FENDER MADE IN JAPAN TRADITIONAL SERIESが登場しました!
2017-09-13 日本資本との合弁会社としてフェンダージャパン社が設立されたのは1982年にまで遡ります。その登場から35年の節目となる2017年の9月13日、日本製フェンダーのラインナップが一新されることとなりMADE IN JAPAN TRADITIONAL SERIESが発表されました。
国内工場にて生産されたフェンダーギターの誕生によって、それまで市場を席巻していた数多のコピーモデルは淘汰されることになりました。老若男女問わず、初心者から中級者、上級者まで長年愛されてきた国産モデルは、確固たる評価を築いております…。
さて、2015年から、ジャパンエクスクルーシブシリーズとして生産されてきた同モデルですが、このたび生産完了となり、トラディショナルシリーズという型番でアップデートされた新製品群がリリースされました。

何と言っても目を引くのが冒頭の画像にも入っている新色の数々でしょう。フェンダーといえばカスタムカラーのバリエーションが大きな魅力ですが、今回は従来生産されてきた既製品にはないような個性豊かな色味も多くラインナップされております。
細部にもFENDER本家ならではのこだわりが垣間見えます。従来、ヘッドストックのデカールはプリントロゴでしたが、ヴィンテージ同様の水貼りデカールに変更されたのもマニアに嬉しいスペック。写真でもロゴの淵にうっすらと雲型がご覧いただけると思います。
・旧Fender Japan Exclusive Classic Series

・新Fender Made in Japan Traditional Series

エイジドプラスティックパーツも新仕様となっております。旧モデルと比較検証して見ると、その絶妙な色合いだけでなく、ノブの形状や文字フォントも異なっているのが確認できます。これだけで全体から受ける雰囲気、印象がだいぶ変わってきます。
・旧Fender Japan Exclusive Classic Series

・新Fender Made in Japan Traditional Series

テレキャスターのボディシェイプが見直されたのも看過できないポイント。エッジ部分の仕上げが5mm角から3mm角に変更されており、若干角張ったフォルムとなりました。量産型ソリッドエレキギターの元祖であるTelecasterに対するリスペクトが感じられます。
・旧Fender Japan Exclusive Classic Series

・新Fender Made in Japan Traditional Series

新シリーズの開発にあたっては、フェンダーカスタムショップのシニアマスタービルダーとして著名なクリス・フレミングが携わっており、上述のパーツ周りはもちろん、木材選定・製造工程についてもリファインされたそうです。工場レイアウトや、ものづくり精神についてのレクチャーも行われて、品質向上を図っております。

ラインナップは100種類以上に及びますので、必ずやお気に入りの一本が見つかるはず…。USAやMEXICO製のモデルとの違いであったり、ご要望・ご不明な点などありましたらイシバシ楽器渋谷店ギターフロアまでお気軽にお問合せいただければと思います。
フェンダー(日本製)商品一覧