ヌーノの隠れたシグネーチャー。その全貌を…。
2017-01-16 ヌーノモデル、N4 ESANMが再入荷!!スワンプアッシュボディの抜けのいいサウンドが特徴
皆さんこんにちは。
石橋楽器御茶ノ水本店のギターフロアにいる中嶋です。
今回紹介するのはこのギターです。

【N4 ESANM】
EXTREMEのギタリストとしてデビューをして以来、その超絶プレイと正確無比なリズム感で現在も新しい世代のファンを増やし続ける唯一無二の存在ヌーノ・ベッテンコート。その彼のモデルでありながら最もヌーノの印象の少ないモデルがこのアッシュボディー製N4 ESANMです。
ヌーノモデルでありながらも本人が使用していた時期が少ない為、あまり印象のない方も多いモデルですが、国内ではPlastic Treeのナカヤマアキラ氏がメインで使用していた時期もあり隠れた人気機種となっています。
ESANMの最大の特徴はその軽量なボディーと音抜けの良さにあります。アッシュならではの軽快なトレブルサウンドはカッティングに非常に向いており、アルダーよりも高音がしっかりと出る為、突き抜けるようなハイトーンサウンドになっています。アッシュボディーのN4はかなり軽量なアッシュ材を使用されている事が多いのですが、少し重いくらいの個体ではアッシュならではの張りのあるローが出てくれる物もありドンシャリサウンドを奏でてくれる個体もあり様々な特徴を見せてくれます。
N4シリーズの中でも一番安価なモデルでもあり、またヌーノのイメージが薄い分アーティストモデルを敬遠しがちな方々にも気軽に使いやすいギターと言えるでしょう。
ネックジョイントにはN4の最も特徴的な部分である「stephan’s extended cutaway」を採用。これは通常の4点止めのボルトオン・ジョイントではどうしてもハイフレット部で演奏する際ジョイントが演奏の妨げになってしまうのを嫌ったステファン・デイビースが開発したジョイント方法でカッタウェイ部分から5本のボルトでネックとボディーを接合する事によりハイフレット部分での演奏ストレスを可能な限り減らす事をコンセプトに開発されました。
ギターを低い位置で構え、かつギミック無しで低い位置のままギターソロを弾くヌーノにとってステファン・ジョイントは無くてはならない重要な物になっています。実際にヌーノの演奏を見た事がある方はヌーノが低い位置にギターを構えたままハイフレット部で超絶ソロを弾く姿を不思議に思った事があるかもしれませんがその秘密はまさにこのジョイントにあります。
2013年後半からの新機能としてボディ裏面にある小さな穴から六角レンチで回すことによりアームアップをロックする事が可能となっております。この機能によりフロイドローズのチューニングに費やす時間を短縮出来るだけでなく、軽いダウンチューニングであればフロイドローズのスプリングの調整しなくても簡単にチューニングダウンが可能になりました。
Body Material Swamp ash body
Neck Materials maple neck
Neck Joint Stephen’s Extended Cutaway
Fingerboard Material Ebony fingerboard
Bridge Pickup Seymour Duncan ’59 Model
Neck Pickup Bill Lawrence L-500
Controls 1 Volume, 3-way Switch
Bridge F
是非イシバシ楽器御茶ノ水本店で御試奏お待ちしております。
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