ファン待望?!あの年式のLes Paul Customが復刻!

まさにロックするためのレスポール・カスタム!!

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どーも、こんにちは!
輸入ギターフロアの柏崎です。
本日はエレガント&超クール・ビューティーでお馴染みのLes Paul Customを紹介致しますが、
只のカスタムではございません。
まぁですね、キーワード的にいくと「スパイダース・フロム・マース」「ロノ」であったりとか、「真空パック」とか「レモンティー」と言えばピンとくるかも知れません(笑)

本日、ご紹介するのはこちら!!
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Gibson Custom Shop / 1968 Les paul Custom 2016 VOS Antique Ebony ¥648,000-(税込)商品ページ

レスポールは1961年にレスポールSGへとSGシェイプに姿を変え、そのまま60年代はSGが生産されておりましたが、遂に1968年レスポールの再生産が始まりました。
この個体はその初年度である1968年の仕様をマニアックに再現したリイシュー・モデルとなります。

この1968年?1969年初頭までに製作されたレスポール・カスタムは50年代のマホガニー・ボディに3ピックアップといった仕様ではなく、2ピース・メイプル・トップ/マホガニー・バックのボディに1ピース・マホガニー・ネック、2ピックアップ仕様の50年代のスタンダードのスタイルと同様の仕様で製作されているのが特徴で結果的に見た目はカスタムでありながら、よりブライトなサウンドとなり、当時のロック・ギタリストに人気を博しました。

ちなみに、1969年以降はパンケーキ・ボディに3ピース・ネックの70年代でお馴染みの仕様に変更されてていきます。

この68 カスタムと聞いて、個人的に真っ先に思い出すのはミック・ロンソンです。
まぁ、本人の個体はトップを剥いでナチュラルになってるので特殊ですが(笑)、
ジギー・スターダスト時代のデヴィッド・ボウイのグリッター・サウンドを印象付けたのは間違いなくこの1968年製レスポール・カスタムです。
まだまだ語りたいのですが、かなり長くなりますので割愛致します(笑)

それとレスポール・カスタムと聞いて忘れてはならない鮎川誠さんは69年の初期に作られたカスタムを現役バリバリで弾きまくっています。
まさにロックする為のギターですな( ̄^ ̄)

画像で見ていきましょう!

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ヘッドに輝くスプリット・ダイヤモンド・インレイ
こりゃタキシードにも合いますわ・・・
ちなみにGibsonロゴのiのドットは69年以降なくなります。

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そしてそして、カスタム好き拘りの大事なポイントであるペグにはワッフルバックと呼ばれるクルーソン 501VXを搭載。
ワッフルバックも捨てがたいけど、ミック・ロンソンはグローバーだしなぁとか言ってるときりがないので個人的にはどちらもありです(笑)

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ネックは勿論ディープ・ジョイント
こちらも翌年の69年にはショート・テノンへと変更されます。

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ブリッジはワイヤー付きのABR-1。
オリジナルはナイロン・サドルですが、ご紹介する個体にはしっかりとナイロン・サドルも付属致しますので、お好みに応じて付け替えられます。
心憎い付属品・・・

ここまでくれば、当然の事ながらキャパシタはあれですよね?ってことで開けました!

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しっかりといますね。
オリジナルに搭載されていたスプラグ製ブラック・ビューティーのレプリカを搭載しています。

あと個人的にグッときたのがココ!

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ココかよ!って思いっきり三村ツッコミを入れたくなると思いますがココです。(笑)
四角く角ばった形状に仕上がっているのですが、やはりこういうところに違いが見つかるとギター好きとしては溜らんですよね(笑)

そしてもう一度トップの画像をば。

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実は二年前にもジャパン・リミテッドとして1968レスポール・カスタムは作られ、かなりの力作だったのですが今回は更に進化しています。
前回はネックと指板、ネックとボディはハイドグルー(ニカワ)接着でしたが、今回はそれらに加え、ボディのメイプルとマホガニーもハイドグルー接着となり、より楽器自体の鳴りが感じられます。
外観上では、前回もおお!と心を奪われたアンティーク感たっぷりなフィニッシュが今回更に激渋な仕上がりとなりました。
ピックアップはアルニコ3のカスタムバッカー。
トップ材はハード・メイプル、バックにはライトウェイト・マホガニーを使用しており、この個体の重量は4.24kg
カスタムとしては比較的軽量な重量で、この位の重量があると出てくるサウンドはかなり実用的かと思います。
個人的には重量が軽すぎない個体というのは、近年のスペックではナイスなサウンドの個体が多いという考えを持っています。
この辺りはここで書くと長くなりますので、是非店頭に聞きに来てください(笑)


最後にどーしても撮りたかった2ショットでお別れです!

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やっぱり、痺れるこのコンビ!
Tone Bender Mk1!”ミック・ロンソン”アイテムの必需品!
これ実は私も所有してるのですが、手に入れれば良い音ゲットてな訳は当然なく、毎日が果てしない研究の日々となります(笑)
こちらは御茶ノ水本店の誇るエフェクターフロアにてお取り扱いしております!

それでは店頭でのお試しやお問い合わせなど、3F輸入ギターフロアでお待ちいたしておりますー!

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イシバシ楽器御茶ノ水本店

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営業時間:11:00 ~ 19:00

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