シンバルの聖地 イスタンブールファクトリーツアー現地レポート その3

渋谷WESTドラム担当峯田より現地から届いたレポートです!

2015-10-10 いよいよファクトリーツアーも大詰め!
最後はボスフォラス工場にて充実した選定ができた模様です。
チャイの消費量も驚異的ですね。
日本に戻ってきたら根掘り葉掘り聞いてみましょう!

その1はこちら!

その2はこちら!

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約1週間に及ぶイスタンブールシンバルファクトリーツアーもいよいよ大詰め!
4日目はボスフォラス社を訪問させて頂きました!

朝から生憎の天気で今にも雨が降り出しそうな中、車で移動する事約30分。
青い看板が目を引く、ボスフォラス工場に到着!



先ずは、オフィスにてボスフォラスシンバルの誕生から現在までの歴史を隅々までお話し頂きました。

JAZZ、ROCK、FUNK、Latin等、世界中の音楽に使用されるボスフォラスシンバルは、伝統的なトルコシンバルの製法を守り続ける事で、唯一無二の存在として地位を築いています。

今回、そのシンバル造りの全貌を、実際に目の前で見る事が出来ました!





こんな所まで見せてしまっても本当に大丈夫なのかと、こちらが不安になる程、包み隠さず工場の内部を案内して頂きました。



金属を溶かし、シンバルの原材料を製造するキャスティングという作業は、サウンドを決定付ける最も重要な工程で、他社では非公開の所がほとんどなのですが、何と写真撮影まで許可して頂きました!本当に太っ腹です、、、。



その後シンバル完成までの工程を全て案内して頂いた後、いよいよ選定会に突入です!
今まで以上にハイペースで運ばれて来るシンバル達で、部屋の中はカオス状態!



昼食を挟みつつ、選び続けること約5時間。選び抜いたシンバル達約15枚!
その半数近くが、その場でオーダーしたプロトタイプという全く予期せね結果となりました♪



こうしてシンバルを叩き続けた4日間が終了し、もう限界の様な、まだまだ選び足りない様な、複雑な感情をチャイ(ツアー中1日で5杯位の消費量!)で流し込むと同時に、ボスフォラス社見学&選定会を終える事となりました!

4日間で総勢63枚!選定時間およそ20時間!
文字通りシンバル漬けの毎日、、、非常に充実しておりました。

最終日は、束の間のイスタンブール観光♪



気付けば、4日間ホテルと工場の往復しかしていなかったため、ゆっくりと市街地を歩くのはこの日が初めてでした。

この日は、ツアー最終日のため、改めてアゴップ社を訪問してご挨拶。



本当にどの工場でも素晴らしい方々ばかりにお会いする事が出来、非常に充実したファクトリーツアーを送る事が出来ました!



あとは、選定したシンバル達がお店に入荷するのを待ちわびるばかりです。



今回のファクトリーツアーの内容は、改めてツアーレポートを作成予定ですので、こちらもご期待ください!
書ききれない裏話など、沢山ございますので、気になる方は是非お店にお越しくださいませ!

ドラムフロア 峯田