祝ポール・マッカートニー再来日!はじめてのバイオリンベース入門解説!!
2015-04-24 こんばんは!ベース担当の福田です^^最近私は伊坂幸太郎さんの小説にハマッておりまして。
昨日も「ゴールデンスランバー」という代表作を読了したばかりなのですが、これがですね、
ビートルズの名曲がモチーフのひとつになっているのです。ロマン溢れる名作小説の余韻に浸る中
そうです、ポールマッカートニー御大再来日でございます?(○^ω^○)/
春の嵐吹き荒れた4月21日、とうとう待望の再来日を果たしました!
本日東京初日、更には来週の武道館公演も控えておりますので行かれる方は是非楽しんできてくださいね。
そうそう、ポールマッカートニーと言えばトレードマークであるヘフナーのバイオリンベースですが、中にはバイオリンベースって何?バイオリンなのにベースってどゆこと?
と、何の事だか分からない方もいらっしゃるのではないかと思いました。ということで!
本日のブログタイトルは
!!はじめてのバイオリンベース入門解説!!
それでは早速スタート^^
?バイオリンベースとは。。。?
ドイツの老舗楽器メーカー、カール・ヘフナー社が1950年代に開発したエレキベースです。
元々バイオリン等のアコースティック楽器の製作を行っていたヘフナー社ならではのデザインであり、その形が似ていることからバイオリンベースと呼ばれるようになりました。
?普通のエレキベースとどう違うの?
ここでは普通の(一般的な)エレキベースをフェンダー社のジャズベースとします。
使用率世界ナンバーワンであろうジャズベースはソリッドボディという厚い一枚板で作られています。
弦のスケール(長さ)も864mmに設定されています。
対照的にバイオリンベースは762mmと弦の長さは短く、ボディも中が空洞(ホロウボディ)になっています。その為、ジャズベースよりも柔らかく、ポップな音色を出すことに秀でたベースであると言えるでしょう。

左フェンダー社ジャズベース(全長約127cm)、右ヘフナー社バイオリンベース(全長約117cm)。
弦の長さだけでなく全長を比べてみても大きく異なることが分かります。
?お値段はシリーズによってまちまち?
バイオリンベースはポールマッカートニーがビートルズ時代に使用したことで世界中のミュージシャンから認知され、ビンテージ品は勿論、現行品もビートルギアとして根強い人気を誇っています。
現在オリジナルのビンテージバイオリンベースは年代によっても異なりますが、100万円オーバーは当たり前です。。。orz
現行品のドイツ産であれば20万円後半代となっています。
そんな金額無理だよ^^という方もご心配無く!
現在エントリーユーザー向けのイグニッションシリーズというラインも設けており、一番人気のサンバーストカラーは46,980円(税込)でお求めいただくことが出来ます。
トッププロベーシストも御用達!
ビートルズっぽい雰囲気が欲しい時、ちょっとレトロなロックやポップ風なアンサンブルを作りたい時にバイオリンベースは大活躍します。
さぁここで満を持して登場!今回はベースフロアツイッターでもおなじみのプロベーシスト、須長和広氏からデモ演奏とコメントも頂いていますので是非参考にしてみて下さい!
ピック弾きのフォームもとても勉強になります(°_°)
?解説?
予てから箱物のベースを探していたカズさんが行き着いた先はバイオリンベースでした。
動画内でも仰られている通り、バイオリンベースのサイズならではのロー感がしっくりきたとの事です。
というのも、ボディが空洞のベースの中でもサイズがより大きな物もあれば、ボディの真ん中にハウリングを防止するウッドブロックが入っていたりと種類は様々です。
完全空洞構造でありながら小ぶりなボディサイズのバイオリンベースから繰り出される低音は広がりすぎず、それでいて唯一無二の空気感を持っています。この絶妙なバランス感がご購入の決め手となったのでしょう。
以上でございます!結局最後は演奏者目線のマニアックな内容になってしまいましたが笑
一人でも多くの方がバイオリンベースやエレキベースに興味を持っていただければ幸いです^^
また、既にベースは持ってるけどバイオリンベースは弾いたことがないという方にもお勧めです。意外にもしっくりくるかもしれませんよ!
ではまた!
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