発売間近!!新型ベースエフェクターBOSS BB-1Xガチンコレビュー!
2015-02-03 こんにちは福田です(^ω^)2015年が始まってもう1ヶ月が経とうとしています!
今年はそう、ベースエフェクターの新商品リリースラッシュが凄まじいのです。
昨年のOne Control Hooker’s Green Bass Machineや先月発売になったばかりの
Electro-Harmonix Bass Soul Food等々、ベーシストの歪みエフェクター選びをより楽しませてくれる1年になりそうですね。
そんな中、楽器の祭典NAMMショウで発表になったのがBOSSの新型ベースドライバー「BB-1X」です!

プロアマ問わず沢山のユーザーが使用している永久不滅の名機ODB-3が登場した1994年から
21年経った今年、待望の新作ベースドライバーリリースとなります。
何を隠そうベースの歪みエフェクターオタクの私、(前回のケーブル特集記事でも使った文言です。えへへ。)メーカーさんからサンプル機を借りて早速試奏してみましたので
発売前にガチンコレポートいたします。しかも今回は音声動画付きです!
まだまだ拙い演奏ですがご勘弁くださいっ
それではどうぞ!
えー今回の動画はですね、フェンダージャズベ、プレベそれぞれで
ゼロブレンド→クランチ→ディストーションという順に音作りして演奏してみました。
まず弾いてみての率直な感想は音作りの幅が広い!!
ODB-3譲りのザラっとした歪みと、ゴリッとしたアタック感を自在に操れる様な。。コンプドライバーとでも名付けるのが適当でしょうか、非常に個性的でBOSSらしいエフェクターだなと思いました。
動画内で最初にスイッチオンして演奏している音にご注目ください!
ゼロブレンド(原音とエフェクト音をブレンドできるツマミを原音側に振り切った状態です)
のセッティングでもアタック感がバイパス音とはまるで違う事が分かりました。
指が弦に引っ掛かってからリリースされる瞬間のコンッ!という音がクッキリと再生されるので
コンプレッサーの要素を多く含んだエフェクターだなぁという印象が強く残ります。
クランチ気味にセッティングにした時のサウンドも非常に気持ち良く、ピッキングニュアンスに
しっかりと追従してくれる感覚はまるでベース版ブルースドライバーを弾いている様でした。
しかしそれだけでは終わらないのがBOSS、12時方向以上ドライブアップすると聴き覚えのある
ODB-3サウンドを繰り出す事も可能です。ザラっとしたザクザクのオーバードライブ、
一撃必殺ですね!
この様にドライブポジションによって役割そのものを劇的に変化させる事の出来る複合型エフェクターであると思います。
繋ぐベースの本質的なキャラクターが変わっている印象はほとんど無かったのでそういう意味では
ナチュラル系のサウンドかもしれません。
しかしながら歪み具合に関係無く、弾き初めその瞬間的だけガッツリと補正をかけてくれるので、
エフェクティブでありながらナチュラルな印象がサスティーンと共にじわじわ感じられる
そんなサウンドです。
ベーシックな歪みをお探しの方も、飛び道具的な歪みをお探しの方も、そしてプリアンプをお探しの方も是非弾いてみて下さいね。
ベースの歪みエフェクターリリースラッシュの本年、個性派No.1はBB-1Xかも?!
17,280円税込、2015年2月7日発売予定です!
http://store.ishibashi.co.jp/ec/pro/disp/1/80-601716300