新宿店4階に異動しました。Gibson Custom
2016-06-12 ギターマンの夢 #011GIBSON CUSTOM
TRUE HISTORIC HISTORIC SELECTとは
ギブソン・ナッシュビル・カスタムショップのトゥルーヒストリックとヒストリックセレクトモデルはプレイアィリティーを重視した過去への回顧、未来革新が詰まった職人と最新技術の現在製作される最高峰モデルである。
ギターマンの夢ではこのギブソンの最高峰モデル、トゥルーヒストリックとヒストリックセレクトの製作方法、そして違いについてイシバシ楽器新宿店4階からご紹介していきます。

「素材、形状、塗装の全てを新しくしました」
ヒストリック プログラム マネジャー エドウィン・ウイルソン
■開発において最も注力したのはプレイアビリティの向上
NECK
CNCルーターによるダブル・ルーティング方式
これは今までは粗切削後にベルトサンダーにネックをあてる手仕上げのサンディング作業でノギスでネックの厚さを測りながら製作していたが、ベルトサンディング作業をとりやめCNCルーターによるダブル・ルーティング方式を採用。(2段階加工)
これによりヴィンテージをスキャンした3Dデータ同様の仕上がりが実現。
TRUE HISTORICのネックは3種類
56?58年、59年、60年とスリムな形状へとなる3種類のネックは近年の調査で収集したベストなものを選び再現。
HISTORIC SELECTのネックでは、これまで手がけたコレクターズ・チョイスやアーティスト・モデルを含めた多くのデータがカスタムショップにあり、これらのスペックに基づいた加工が可能。

ロール・バインディング
ネックグリップはバインディングの側面が滑らかになるようエッジを丸めるロール・バインディング加工を採用。
更にバインディング部分の塗装を落とす際にはメタルスクレーパーではなくグラス・スクレーパーを使うことによりスクレイプ作業による段差がほとんどなくネックのフィーリングにはかなり注力している。
フレット・ドレッシング
ロール・バインディング同様にネックのフィーリングを考えエッジ部分を滑らかにしてある。
ロール・バインディング加工とフレット・ドレッシングの作業は2名の専属職人が担当している。
ギブソンの当時の記録によるとフレットの高さは0.05インチ(1.27ミリ)でしたが出荷後に手が加わり低くなっているものが多くそれをふまえてフレットの高さはこれまでより低めのタイプに変更してスムーズなフィーリングが得られるように仕上げてある。

新宿店オススメのTrue Historicはコチラ
True Historic 1959 Les Paul Reissue Vintage Cherry Sunburst S/N:9 5408
728,000円 (税込)

![]() | Duke 工藤 渋谷店での6年間プロフェッサー岸本に師事し数々のレジェンダリーを経験。その後池袋店にてスターキー☆星に横浜店ではルーク居波と出会い連綿と2人にレジェンドを伝承する。 ただいま新宿店で新たなるギターマンの夢を追いかけている。 彼自身のフェイバリットミュージックはロック、カントリー、ブルースとサウンド面でもギターに精通。 「宝物探しのお手伝いを親切丁寧にいたしますので心より御来店お待ちしております。」(Duke工藤) |
Duke Kudo
Working at Shibuya branch for 6 years, he gained a great deal of legendary experience from Professor Kishimoto.
Later, he passed on this experience and knowledge to Starkey Hoshi in Ikebukuro branch and Luke Inami in Yokohama branch.
While working for Shinjuku branch, he is now pursuing his new dream as a Guitar Man.
He is well acquainted with different soundings of a guitar; his favorite genres of music are rock, country, and blues.
“I look forward to welcoming you and assisting you to find a lifetime treasure.” (Duke Kudo)