1980年代にリニューアルして登場したヤマハSFシリーズのフラッグシップモデル。

【中古】YAMAHA / SF-7000 RS Red Sunburst 1980年製【3.93kg】【S/N:017835】
https://www.ishibashi.co.jp/ec/product/2800002954909

リニュアール前のSFシリーズモデル(1977年製SF1000)と比較すると、まずボディシェイプが異なっております。バックカット&トップカットの左右非対称ボディというのは引き継ぎつつ、カッタウェイがややシャープな印象になっております。

リニュアール前のSFシリーズモデル(1977年製SF1000)はセットネックでしたが、こちらはボディとネックを一体で削り出したワンピース構造で、メイプルとマホガニーをT字型に噛み合わせたボディ構造「Tクロスメイプル」を採用。

リニュアール前のSFシリーズモデル(1977年製SF1000)はブライトなサウンドが特徴のスーパーフライターハムバッキングピックアップでしたが、こちらのモデルはアルニコ合金マグネットを採用し枯れたサウンドが特徴のオープンハムバッキング「F-V」を搭載。

リニュアール前のSFシリーズモデル(1977年製SF1000)はワンプッシュボタンタイプのバイサウンドシステムでしたが、こちらのモデルはトーンノブを押して操作するタイプのバイサウンドシステムを装備。
これらの仕様はYAMAHA SGシリーズをかなり意識していたようで、当時のカタログには「好敵手」と記されております。

ヘッドには「SF」というイニシャルインレイ。

ペグはヤマハダイキャスト(トルク調整付き)。

ヘッド表にて塗装の白濁が見られます。

ヘッド全体的に打痕や塗装剥がれがございます。


指板はエボニーで22フレット仕様。ちなみにリニュアール前のSFシリーズモデル(1977年製SF1000)は24フレット仕様でした。

ネックにて波打ちが見られますが、フレット擦り合わせを行い現時点で演奏への影響はほとんどございません。

ネック裏にて凹みを伴う打痕がございます。

ボリュームノブ1箇所にて頭の「VOLUME」表記部分が欠落しております。

トーンノブ2箇所のすぐ近くのボディに数ミリほどのネジ穴が見られます。


ボディ裏コントロールパネルにてフィルムのような被膜状のものの癒着がございます。


使用感が目立ちますが、演奏上のコンディションは概ね良好です。

【中古】YAMAHA / SF-7000 RS Red Sunburst 1980年製【3.93kg】【S/N:017835】
https://www.ishibashi.co.jp/ec/product/2800002954909