珍しい仕様のストラトキャスタータイプモデルが入荷致しました。

【中古】PACO / ST-58 3TS Modified 1991年製【3.37kg】
https://www.ishibashi.co.jp/ec/product/2800002119360
なおモデル名はケース内に付属している当時のプライスカードを参照しております。

こちらの個体の最大の特徴は、このボディ。

ボディ左下にご注目、木目の違いがわかりますか?

なんと、スプルーストップ&ホワイトアッシュバックなのです!

さらに当時のプライスカードのコメントによると「セミフォローBODY」?!

ボディ自体の見た目ではわかりませんが、おそらくチェンバーボディ的なことではないかと予想されます。


リアピックアップがDiMarzio DP-181に交換されております。

当時のプライスカードには「PUはDiMarzio Class of ’55」との記載がありますが、フロントとセンターにモデル名を示すようなものは見あたりませんでした。

ネック内部には日付と人の名前と思われる記載と店舗の住所や電話番号のスタンプと思われるものが(モザイク処理しております)。

ネックは丸型ストリングスガイドの54スタイル。

当時のプライスカードによると「三角グリップ」、いわゆるVシェイプ。バーズアイが確認できます。

ツバ出しネックです。


指板にて黒ずみや凹みを伴うキズが多数見られます。

特にローフレット付近にて凹みを伴うキズが目立ちます。


黒ずみはハイフレット部分まで続きます。

54スタイルのネックに対してフレットがゴツめなので、もしかしたら交換されているかもしれません。

コントロールノブ、特に一番下のトーンノブにて空回りする場合がございます。


ブリッジサドルにFENDERロゴが。

ボディにてキズや打痕が見られます。

ボディ裏にもキズや打痕が多く塗装剥がれも生じております。

コントロールパネルのネジ穴全てにヒビが生じ、左下のネジ穴はかなり欠けており、ギリギリネジが掛かる感じです。

ネックジョイントプレートにてくすみやピッツが目立ちます。

ネックジョイントプレートの横にて塗装剥がれが生じております。

ボディ側面にも塗装剥がれが生じております。

ネック裏や側面(特に1弦側)にて塗装剥がれと黒ずみが生じております。




ヘッドにて打痕がございます。


ペグ部分でくすみとピッツが目立ちます。

ちなみにですが・・・

なぜ「SINCE 1976」なのかは不明です。

使用感強い&謎が残る個体ではありますが、スプルースとホワイトアッシュを組み合わせるというなかなか無い発想のボディと、汚れでわかりにくいですがバースアイが見事なメイプルネックは一見の価値アリだと思います。
気になる方はお早めにどうぞ。
【中古】PACO / ST-58 3TS Modified 1991年製【3.37kg】