KORGからシンセサイザー2機種発表!NAUTILUS&OPSIX !!
2020-11-13
渋谷店 今宮です。今日はKORGのショールームへ!渋谷に新しいショールームが明日よりオープンということで、お邪魔してきました!
2点新商品が登場!
KORGから
「NAUTILUS(ノーチラス)」というシンセが発表になりました!

NAUTILUS-88。

88鍵盤のみハンマータッチ。

潜水艦を意味する「NAUTILUS(ノーチラス)」。見た目も丸みを帯びていて、
それっぽいです!
パネル左上にある6つのRTノブ(Realtime Knobs)に注目!
RTノブにより、PROGやCOMBIのサウンドに直接変化を加えることができます。写真のように押すとへこみます!
各ノブには、サウンドのフィルター・カットオフやエフェクトのデプスなど、あるいはアルペジエーターやドラム・トラックのゲート・タイムやテンポ、スイング、スネア・ドラムのタイプなど、その変化を楽しめる多彩な機能がアサインされています。またCOMBIモードではティンバーをグルーピングしてレベルをコントロールすることも可能。さらに演奏中の予期せぬ誤操作を防ぐため、押すとノブがパネル面に沈む構造にもなっており、ステージ上ではよく使うノブだけ表に出して不要なものは沈めておく、というような使い方も可能です。
12段階のベロシティ・スイッチや、ストリング・レゾナンスなど、アコースティック・ピアノのあらゆるニュアンスを逃さない繊細な表現力を備えたSGX-2ピアノ音源。7種類のエレクトリック・ピアノの名機をリアルに再現したEP-1 エレクトリック・ピアノ音源。トーンホイール・オルガン音源CX-3、VPM/FMシンセシス音源MOD-7、アナログ・モデリング音源PolysixEX、MS-20EX、物理モデル音源STR-1など、それぞれが1つの製品として成り立つクオリティを持つサウンド・エンジンを網羅しています。
サンプリングだけの安易な模倣に走ることなく、あらゆる音色に対して最適なエンジンを割り当てることで、本物のサウンドをとことん追求しています。これはハードからソフトまで、あらゆる電子楽器製品を手掛けてきたコルグだからこそ実現できた技術の結晶なのです。

7インチTFT(WVGA、800 x 480 pixel)の大型カラー液晶に、直接画面に触れて操作ができるコルグならではのタッチビュー・グラフィカル・ユーザー・インターフェイスを搭載。KRONOSより画面がダークな感じになっています。
またパラメータのエディットを画面上で可能にするタッチ・ドラッグ機能を備え、グランド・ピアノの蓋の開け閉めも可能。ピアノや過去の名機のコントロール・パネルを再現し、実際の楽器の外見やツマミのイメージ画像を多用した表示は、見ているだけでも楽しいものです。ファインド機能による音色検索、USBキーボード接続によるテキスト入力、メーター機能など、操作性も充実。

音色はKRONOSでも人気の高かった音源を半分搭載、そして新規音色が半分搭載と、かなり新しい音色が増えているようです。
プリセットを聴いてみましたが、FRESHな音色でした!
KRONOSが現在KORGシンセでもフラッグシップですが、
ほかの違いとして、
drum trackが4シーンに対応
ポリフォニックアルペジエーターが4シーンに対応、スウィングに対応(beatがツマミをまわすことでスウィングできる)
等が挙げられます。
また、オクターブ、トランスポーズがボタンで簡単に変えられるようになったこと、
ボタンが少なくなり操作性が分かりやすくなったのも、よりライブキーボーディスト向けになっているつくりかと!
PROG、COMBIの各プリセット音色には、そのサウンドにピッタリなアルペジオ・パターンとドラム・トラックのセットが予め1つのサウンドに4シーン(パターンが4つリアルタイムで変えていける)設定されています。これらを鳴らしながらシーンを切り替えたり、さらにRTノブを動かすことで、即興でのパフォーマンスとして使ったり、サウンドから作曲のイメージを広げたりするのに役立ちます。

ライト・タッチの73、61-keyモデル、ピアノ・タッチの88-keyモデルが登場!
NAUTILUS-61:199,000円+税
NAUTILUS-73:239,900円+税
NAUTILUS-88:279,900円+税
発売日:11/28(土)

もう一台シンセサイザーを発表!「OPSIX (オプシックス)」!
opsixは、新開発の6オペレーターの音源を備えた新しいデジタル・シンセサイザーです。代表的なクラシックFMシンセサイザーと同じ6オペレーターのFM音源構造を持ちながら、決して再現ではなく、大胆なリイマジンを行っています!多彩なウェーブフォーム、FMにとらわれないオペレーター・モード、サブトラクティブ・シンセシスを融合したフィルター…。難解であるはずのFMシンセに、直感性の種を植え、さらに創造性を花 開かせる。それはFMでありながらシンプルなアナログのようであり、さらに複雑なモジュラー・シンセのようでもあります。

6組のオペレーター・ミキサーの他には、パネル右側にいくつかのエンコーダーを備えるのみです。そのうち6つのDATA ENTRYエンコーダーで、一切のミニマイズやサマライズのないフル・エディットを行います。それは一見、従来のFMシンセのように難しい印象を受けるかもしれません。膨大なページ遷移、全体像の見えづらさ…。しかし心配ありません。中央の大型OLEDに映る6つのグラフィカルなパラメーターとエンコーダーのコンビで、迷わずエディットを進められることでしょう。
印象に残ったのが、オペレーター・モードです。FM以外の変調で音作り可能なオペレーター・モードが、トラディショナルなFM音源からはるかに逸脱したサウンドを生成します。FM、Ring Modulation、Filter、Filter FM、Wave Folderの5つのオペレーター・モードの組み合わせと、多彩な波形のセレクトが、格段に広い音作りのレンジを提示してくれます。
fmの音を自分で変えるポテンシャルをもっていて、それを支える操作できる機能をもったモデルです。即戦力な250プリセット音が搭載。

パネル右下に配した、緑に輝く16のボタン。
キャリアかモジュレーターかが色分けされています。
万能な16ステップ・シーケンサーでもあります!1ステップに6音までRECできるポリフォニック・ノート・シーケンサーは、ベロシティやゲート・タイム、そして再生タイミングをノートごとにエディット可能。一般的な16ステップでは作れない長尺のフレーズや、タイミングを微妙にずらしたストラムやロールなどの表現も可能にします。また最大6つまでパラメーターの動きを記憶できるモーション・シーケンサーは、フレーズの中でスムーズに動くサウンドの変化にも、ステップごとに劇的に変化するリズムの構築にも対応します。
使い勝手に優れた37鍵のキーボード・シンセでありながら、グルーヴ・マシンに匹敵するシーケンサーを備えたopsix。ひとたびPLAYボタンを押せば、その内に秘めた強大なパワーに痺れるはずです。
FMシンセの音色を、いちから作っていきたい、というマニアックな要望を満たしてくれるシンセかと!
OPSIX 69,900円+税
発売日:11/28(土)
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