【10/20 動画追加しました】やっぱりアーム付きはそそるぜ・・・。細部の再現度はもちろん、特別なネックシェイプや最新スペックをインストールしており、流石ギブソンカスタムといえる納得のクオリティです!!
2019-10-14 まいど!!お世話になります。イシバシ楽器 福岡パルコ店 寺井でございます。
さてもさても、10月に突入しました。
どんどんいきましょう。
というわけで(?)、おススメモデルをご紹介させて頂きます。

Gibson Custom Shop 1964 SG Standard Reissue w/ Maestro Vibrola Cherry Red 【s/n:091582 weight:3.08kg】¥452,777(税抜)
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板バネアーム付きのSGスタンダードです。個人的に見た目サイコーのSGです!!
見た目だけでなく、最新のスペックをインストールしており、サウンドもバッチリとキマっております。

ソリッド・マホガニー、ハイドグルー(にかわ)接着、ヴィンテージ・レプリカ・パーツ、目止め剤の赤い色目を活かした着色による立体感のあるチェリー・フィニッシュといった最上位モデルのスペックを擁し、ヴィンテージSGのサウンドとルックスを現代に受け継いでいます。

ブリッジ部はリテイニングワイヤーなしのABR-1にナイロンサドルという組み合わせとなります。実際には1962年頃からナイロンサドルが混在し始めたとされ、同様にリテイニングワイヤーあり、なしも混在していたようです。

ロングヴァイブローラといえば“ライル&ロゴ”カバープレート、象徴的なポイントであり、シンプルにカッコいいですね!!
ちなみに、デレクトラックスが愛用するSGは板バネアームを外してストップテイルピースを付けておりますが、カバープレートは残したままとなっております。これについて本人いわく「ロング・ヴァイブローラのプレートは見た目がかっこいいから残している。ステージのライトが反射してかっこいいんだ(笑)」と発言しております。
見た目のかっこよさ…すごく重要なポイントですよね!!

ピックガード形状はスモールサイズとなります。1963年からリアP.U横にネジが一つ増え、6点止めとなった部分も再現しております。

クルーソン2コブペグでございます。本体の仕上げに合わせて、金属パーツもあえて経年変化した風合いを再現しております。


SGのネックジョイントといえば、ボディバックがネックに薄く迫りだし、ネック本体はフロントP.Uキャビティ内まで食い込むことで強度を上げております。
ボディバックの迫り出しは通称“lip”と呼ばれておりますが、年式によりこの形状が変化していきます。生産初年度の1961年はネックヒールに向けて滑らかな仕上げとなっておりますが、この個体のように1962年からはlipの接ぎ目に段差が見られるようになります。
ヒスコレSGのジョイントの接ぎ目、年式ごとに細かく再現されており、ユーザーからも評価されているポイントです。是非店頭で見比べてみてください。

2019年製ということで、ポットのカーブ変更やLUXE社製のコンデンサーが搭載されております。ちなみにコンデンサーはブラックビューティーレプリカです。
画像はありませんが(泣)、P.Uはノン・ポッティング仕様のカスタムバッカーとなっており、よりダイレクトなサウンドを聴かせてくれます。


このモデルの最大の特徴がネックシェイプです。SGは比較的スリムなネックシェイプですが、このモデルは1959レス・ポールのネックプロファイルに似せ肉厚な形状になりました。
従来のSGに比べて握り応えのあるシェイプであることに加え、より芯の詰まったサウンド形成にも大きく影響しております。
1964年製SGといえば、エリック・クラプトンがクリーム時代に使用したサイケペイントSGや、ジョージ・ハリスンがビートルズの「リボルバー」をはじめ、その後のレコーディングでも使用したSGが有名です。
ロックの歴史を語る上でも外すことのできない1964年製SGということで、その復刻モデルに対するギブソンの気合を感じる逸品です。
というわけで、ロックギターの歴史においても象徴的な1964年製SGリイシューモデル、肝心のサウンドはどうなのか・・・?気になりますよね?
ではでは、Let's サウンドインプレッション♪
福岡パルコ店で最もギターを弾く男、出荷検品スペシャリスト野田によるインプレッションです。
ギブソンカスタム1964SGリイシュー! pic.twitter.com/2JoESnJEGT
— イシバシ楽器福岡パルコ店 (@1484fukuoka) October 20, 2019
野田「手に触れて感じるのは、何といっても握り応えのあるネックグリップですね。クラプトン+SGといえばウーマントーンですが、この肉厚なネックだからこそ、無駄にモーモーとせずグッと腰の据わったサウンドになりますね。クリーンでアームを動かすと何だかグレッチっぽい・・・そういえばジョージハリスンはグレッチを愛用していましたね・・・。なんて妄想がとまらない、ロマン溢れる一本ですよ。」
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