Pearl80年~90年代スネアが好き!

中古スネアと言えばSHIBUYA WEST。Pearlと言えば 担当曽我。

2019-04-04
SHIBUYA WEST Pearlといえば曽我です。
さて本日はPearlの中古スネアのお話です。4/4 17時現在、この2台が在庫しております。

GA-714ED-DC 1980s
Maple Fiberglass 14×8 商品ページ



MF-714DX-DC 1980s
Maple Fiberglass 14×6.5 商品ページ


■創意と工夫の結晶の『スーパーグリッパー』

このラグの部分ですが、『スーパーグリッパー』という仕組みが使われおります。この名前で『おお!』と思った方は Pearlのファンですね。
この仕組みは ボルトを全て外さなくてもヘッド交換できる以外にボルトの緩みを防ぎノイズをシャットアウトするシステムであったそうです。
実際の所は、現在は採用されておらず、現存するものでも 特殊ウレタンのカバーの破損もあったりしますが 手ごたえやチューニングが曽我的には中々懐かしい、グッとくるパールの機構であります。

今や日本では、ドラムと言えば!な会社の Pearlさんですがところどころで革新的な機能を備えたモデル、そして後に時代と共に風化し行く仕組みでもありまた、それが味わい深かったり・・・と 中古スネアを見ていても面白い変化があります。




■8インチの『GAX』の不器用ながらも 今でも負けない音

今回紹介した8インチのスネアなどは、現存自体が非常に貴重な一台でサウンドも貴重。昨今、また8インチのスネアが各社で見直され発売されており、店頭でも数台ありますがGAXか!と 仕事を忘れてそして思い出す一台。
当時の僕がこれを入手できるわけもなく、しかし、ありがたい話で今の仕事をしてるので出会ってしまったという一台。
残念ながら8インチの方は アンダーのグリッパーカバーが欠損しておりますがそもそも8インチは貴重な一台で、チューニングに干渉は無いように思えます。
そして、このメイプルファイバーの具合です。音量の増強、輪郭の強調に役立っていました。
メイプルの内側にファイバーを巻いているので環境変化に左右されにくいという利点と力強いヌケのサウンドがあり人気のスペックです。後に カーボンファイバーなどにつながる布石となるスペックですが、Pearlは80年代からこのような工夫をして 変わりゆく音楽シーンの中で安定のスネアサウンドを作っていたわけですね。
深さ8インチにて ローチューニングでたっぷりと音を楽しんでみると今のスネアでは出ない逞しいバックビートになったり、逆にハイピッチで ロックな余韻を楽しんだり。とにかくメイプルファイバーは楽しみ甲斐のある 『オツ』な中古スネアです


SHIBUYA WESTには中古のスネアが続々入荷!
専門店スタッフなら出来る拘りのメンテナンスも施し ドラマーの御来店、お買いものを待っております!


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