イシバシ楽器 福岡パルコ店 寺井でございます。
Spring has come!?
2019年3月5日、博多天神はいい天気でしたね。思わず店外撮影しちゃいました♪
詳しくは当店ツイッターをご覧下さいませ☆
とはいえ、朝晩はまだまだ「天なお寒し 自愛せよ」でございます。本格的な春が待ち遠しいですね。
というわけで、今はまさしく春の準備期間!!心はいつでもTwangy!!
ゴキゲンな逸品が入荷しました♪
【中古】Fender Custom Shop 1951 Nocaster N.O.S. Nocaster Blonde 【s/n:7798 weight:3.46kg】 ￥388,800（税込）
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いつかは欲しいなブラックガード☆ソリッドボディエレクトリックギターの元祖にして、最終到達点!?
シンプルな分、弾き手の個性がハッキリ分かります。エレクトリックギターの真髄を存分に味わえます!!
カスタムショップグレードの厳選された木材を採用しており、なんとボディは1ピースアッシュ!!嬉しいポイントですね♪
NOSフィニッシュながら、導管が浮かび上がるほどの極薄塗装となり、ハイグレードの木材が持つ豊かな鳴りを堪能できます。
残念ながらピックアップのモデル名は特定できませんが、交換された形跡もなく、オリジナルと思われます。
配線はヴィンテージスタイルを採用し、リア/フロント/プリセットトーンの組み合わせとなります。
現行モデルではあまり見なくなったヴィンテージスタイルですが、ハイカットされたプリセットトーンは独特な味わい深い響きでございます。入社当初アメビンにも採用されていたこの配線を知らずに、「先輩、このテレキャスター壊れてます!!」と報告したところ、一笑に付された思い出があります（苦笑）
ネックの木取りは板目となっており、ノーキャスターらしい太目のネックグリップ、指板ラジアスは7.25″となります。
ノーキャスターといえばやはり極太グリップ!!握った瞬間思わず笑ってしまうほど太いもの（それでも不思議と手に馴染む）もありますが、この個体はわずかにスリムな印象で、極太グリップが苦手と言う方には是非手に取っていただきたいです。
ネックにほんのりフレイムが浮かび上がるのもいい感じですね♪
ジョイント部もワイルドな仕上がりとなっております。「ジョイントずれてるじゃん!?」と思うなかれ、あえてこのスタイルで仕上げているのです。
50年代初頭のオリジナルもボディ側にわずかなスペースがはみ出た個体が多く、製造工程上おきていた事象だと考えられます。まだ黎明期と言う事で、もちろん今ほど設備もなくノウハウもない時代ですから、試行錯誤していたのでしょう。
後々ジョイントはぴったり仕上げられるようになりますが、この時代の復刻にはあえてこの仕上げを採用しているのです。しみじみきますなー・・・。
ご存知の方も多いと思われますが、ノーキャスターは通称です。元々ブロードキャスターと名づけられ、1950年から市販開始されるのですが、ブロードキャスターは当時のグレッチ社が商標登録していた製品名であると指摘され、早々に製品名変更を余儀なくされます。後にテレキャスターへ変更されるのですが、1951年初期はヘッドデカールの手配が間に合わず、数ヶ月間デカールなしで出荷されたため、通称ノーキャスターと呼ばれております。
フェンダーさんも苦労してたんだな・・・とまたしてもしみじみきますね・・・。
というわけで、まさにギターの温故知新!!プリミティブな魅力がぎっしりつまった逸品でございます。
それにしても肝心のサウンドはどうなのか？気になりますよね!?
ではでは、Let’s サウンドインプレッション♪
福岡パルコ店で最もフェンダーを愛する男、スタッフ野田によるインプレッションです。
中古フェンダーカスタムショップ製のノーキャスター、サウンドインプレッション！https://t.co/jbVyqNwwab pic.twitter.com/3GJ4UVFnSG
— イシバシ楽器福岡パルコ店 (@1484fukuoka) 2019年3月5日
野田「ヴィンテージを弾いたこともありますが、復刻はやはりパワーがありますね。ハリのあるサウンドは弾き応えがありますよ。ピッキングの強弱がもろに出てしまうので、これを弾きこなせるようになれば間違いなくスキルアップできますよ!!もっと弾きたい、もっと上手くなりたいと思わせてくれる逸品です。」
スタッフ野田（米国在住歴20年以上）によると、現地の音楽仲間とジャムセッションする際、常に渡されるギターはテレキャスターだったそうです。そして現地のギタリストの間では、テレキャスターの事を“toothbrush”、つまり歯ブラシと呼んでいたそうです。歯ブラシを持っていない人はいない、使わない人はいない、それほど日常に溶け込んだツールだという意味です。
米国で生まれたジャズ、ブルース、そしてその流れを受けて発展したロックといった現代のポピュラーミュージックにおいて、誕生後60年以上経っても今なおテレキャスターは特別なツールとして、人々に愛され続けています。
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ではでは♪
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