Kra 機材レポート Part1

Kra タイゾ氏の機材取材に行ってきました!!

2018-12-25 いつもイシバシ楽器渋谷店をご利用頂きまして、ありがとうございます!
EF担当:加涌です。

先日、私、とあるライブへお邪魔、and独占取材を行なってまいりました!
そのライブとは・・・

Kra LIVE TOUR 2018『QUARTETTO』@渋谷ストリームホール


取材内容の前に・・・簡単にKraのご紹介です!
2001年9月結成。コンセプトはファンシー&メルヘンロック!楽曲もビジュアルも、派手で可愛らしいものが多く、現在ではコンセプトはそのままに、ポップスからダークなロックまで幅広いジャンルで活動しています。

今回、ライブ前の楽屋へお邪魔させて頂き、ギタリストのタイゾ氏、ベーシストの結良氏に機材、音作りについてインタビューをさせて頂きました。

パート1はタイゾ氏が使用されているFractal Audio Systems Axe-Fx2 XL+を中心にインタビューした内容をご紹介致します!

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では参りましょう!

●早速ですが、Fractal Audio Systems Axe-Fx2 XL+を導入したきっかけを教えてください。
タイゾ氏: Kraでちょうど海外の公演が決まって、それまで自分のシステムがTwin ReverbとMesa Boogieのアンプ2台使いだったので、流石にそんなものを海外に持っていけないなという所から、そういうアンプシュミレーターでシステムをコンパクトにしようという所から、調べたらFractalを発見して、「これだったら良さそうだな」、というところがスタートですね。
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なんとタイゾさんは弊社でFractal Audio Systems Axe-Fx2 XL+をご購入頂いており、帰りは最寄り駅から自転車で持ち帰ったとか・・・!!なかなかチャレンジャーですね!

●Fractal Audio Systemsを導入後と導入前で変わったことはなんでしょうか?
タイゾ氏:セッティングは恐ろしく楽になりましたね。対バンイベントで転換時間が結構短い中で焦って、焦った気持ちのままステージに上がるというのもちょいちょいあったので、そういう面でFractal Audio Systemsに変えてからセッティングはすごく楽になりましたね。Fractal Audio Systemsの場合、足元に電源が要らない(MFC-101を使用)「LANケーブル引っ張ってきて電源取れるんだ」って。
今までは結構足元にコンパクトエフェクターをいっぱい並べるってスタイルでやってきたので、そこが慣れるまではちょっと大変でしたね。今はMFCを使ってコンパクトエフェクターを踏む感覚のプリセットには変えてはいるんですけど、やっぱり・・・これを踏んだらディレイ!みたいな、覚えるのも最初はなかなか大変でしたね。
でもコンパクトいっぱい並べてると、トラブった時にどこがトラブったかよくわからなくなって結構大変なんですよね(笑)また、ボードも結構大きかったので、ちっちゃいライブハウスなんかだと置いちゃったら自分動けない、みたいな(笑)

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●Fractal Audio Systemsでの音作りはどんな風にやってますか?
タイゾ氏:自分の場合は結構真っ白な状態から、色付けをして行きますね。基本的にはFractal Audio SystemsからPAにラインで直で出す、という方法を買った当時はやっていたんですが、ちょっと個人的にはそれが合わなくて。やっぱりアンプから音出したいなって。今は、個人でFractal Audio Systems持ってスタジオ篭って、Marshallのリターンに繋いで一番良い音がでるセッティングにしてるんですね。アンプシュミレーターのアンプについては、結構一時期は気分で変えて、飽きては変えて飽きては変えての適当な使い方もしてまして。今は歪みに関しては、昔のシステムを思い出して、クランチでTwin Reverbを用意、もうちょっと歪みが欲しいなって時はMesa Boogieを使ってます。
自分が結構気にしているのはEQのアナライザーとかですかね。やっぱギター単体で音が良くても、バンドで出した時にどうかなってのもあるので。スタジオで篭って音を作ってる時もバンドで合わせた時のことを想像しながら作ってましたね。で、いざバンドで入って微調整って感じですね。
あとはライブハウスとか、スタジオのMarshallを借りてやることが多いので、アンプのコンディションを見ながら調整はしていますね。その辺り、一番良いのは自分でパワーアンプ持っているのが、いつも同じ音出るなって思いますけどね。なんか買うタイミングを逃したというか(笑)

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●エフェクターブロックでのお気に入りってありますか?
タイゾ氏:自分の場合、Delayを昔から使っていて、中でもモジュレーションディレイが好きで。あとはオクターバーですかね。元々、POGがすごい好きで。あれになんとなく近いような音作りはしてますね。

タイゾ氏の昔の足元を写真で拝見したところ、strymon:TIME LINE、BOSS:DD-20がセッティングされていました。「TIMELINE、一番左のスイッチ踏む時にモードツマミにぶつかっちゃうのがネックだったんですよね(笑)」と当時を語っておりました。

●タイゾ氏からFractal Audio Systemsを検討しているプレイヤーに一言、お願いいたします!
タイゾ氏:意外と本体のボタンを操作しているだけでも、細かいとこまでわかりやすく出来るので、こういう音出したい!って適当にツマミ適当にいじってたら、その音になったりはするので、アンプシュミレーターを難しく考えないで俺はFractal Audio Systems使えたかなって。先入観的に難しいと感じていたけど、だいぶ感覚で音づくり出来たかなと。
オリジナリティを出すならFractal Audio Systemsは良いんじゃないかな。


タイゾさん、ここまでお話頂きまして、ありがとうございました!
Fractal Audio Systemsを使用するにあたってのタイゾさんのこだわりが、インタビューを通じてひしひしと伝わって参りました・・・!!これから検討されている方にも非常に参考になったのではないでしょうか!?
このタイゾさんのこだわりのサウンドを聞けるのは・・・

Kra LIVE 2019『創りし者 / FOUR CHILDREN』
◆ 2019年 1月25日(金) マイナビBLITZ赤坂


にて!タイゾ氏のDelayの使い方が非常に上手なので、必見です!!

渋谷店では、今回のFractal Audio Systems Axe-Fx2 XL+もアウトレットにて販売しておりますので、是非、ご検討下さいませ!
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ここでは紹介し切れなかった部分も、店頭でご紹介させて頂きますので、気になる方は是非石橋楽器渋谷店店頭まで!!

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