蒼いハイエンドケーブル「AET EVO-0605 SHR F」

蒼いハイエンドケーブル「AET EVO-0605 SHR F」

2018-01-30 「パーツの人」でございます。

今回ご紹介させていただくはこちらのケーブル↓



EVO-0605 SHR F

その機器の持つ音質を引き出しさらにアップさせる為の音響系電源ケーブルや、スピーカーケーブル、ラインケーブル等々をデザイン、販売するAETブランド。楽器関係ですと同ブランドのクライオジェニックパーツが馴染み深い所でしたが、今回ご案内致しますのは同社が楽器用として開発した「EVO-0605 SHR F」ケーブルです。

ところでEVOといえば「EVO Japan 2018」は熱かったですね?。私は見る選なのですが、トッププレイヤーたちが繰り出す技術の中にあるロジカルな考え方はすごくリスペクトしています。またメインである各トーナメントとは別にあるサイドイベントやスペースでのコミュニケーションもいいですね?。来年も開催されるということで期待大です！

と、まあそれは置いといて本題に・・・



どちらかと言えば高級に属するこちらのケーブル。まずは目を引く鮮やかなブルーの外装。以前より「黒ばっかりじゃなくてもいいじゃない」派なので好感触です。黒じゃないと都合が悪いシチュエーションもあるそうですが、ケーブルだって「目立ってカッコいい！」と思える物も良くないですか？そして外径は約6mmで細くも太くも無く標準的な直径ですね。サイドにはモデル名と矢印マークが印刷されており、楽器からアンプへのケーブルを指す方向を指定しているタイプのケーブルとなっております。



プラグには信頼のスイッチクラフト製プラグを採用してあり、多くのハイエンド系ギターで採用されている同社製のジャックにも喰いはバッチリです。さらに特筆すべきはケーブルの柔軟さでしょうか。非常に柔らかく高級系にありがちなガチガチに固まった感とは無縁で非常にしなやか且つ滑らか。重量もそこまでは無いので取り回しは楽チンです。

メーカーの公表スペックも見ていきましょう！



う?ん・・・よくわからん！(爆）

冗談はさておき、スペックや設計があってのサウンドではありますが、スペックだけが先行しても本末転倒なのでやっぱり音を聞いてみましょう！ということでニヤニヤしながらアンプにイン?。

サウンドの傾向はクリーン且つクリアーで高域が良く伸びるキレのあるサウンド。個人的には非常にオーディオライクに感じました。別に低域が弱く聞こえる訳では無くシッカリと存在感はあるのですが、職人が手作業で創り上げる高級ナイフのような高域の鋭さが第一印象として耳に余韻が残ります。音の太さやたっぷり感だけを求めるのなら他のケーブルのほうが聴こえが良いかな?と思うのですが、一度これを聴いた後、間髪入れずに他を聴くと耳に残っていた高域に対しての物足りなさや寂しさを感じちゃうケーブルもしばしば。まるで色々やめちゃう刺激的な趣向品か？？ノイズ対策も言わずもがな及第点でございます。

ちなみに気になるお値段ですが、このタイプのケーブルとしては比較的お求め安い価格設定なのも二重丸。

3メートル S/Sプラグ ￥6,480
3メートル L/Sプラグ ￥7,128
5メートル S/Sプラグ ￥7,776
5メートル L/Sプラグ ￥8,424

となっております。モチロン決して安いケーブルでは無いのですが、ハイエンド系かつクオリティを考えると納得プライスかな?と思います。いまや世界のハイエンド系OEM工場がひしめく、「高信頼の日本製」です。

というわけでご案内させていただきました、AET製「EVO-0605 SHR F」ケーブル。いまなら3メートルS/Sであれば店頭サンプルあります。キャラの方向性がハッキリしているのでハマる人にはハマる、ヴィンテージスタイルを謳った敢えてのローファイ系サウンドを狙ったケーブルとは逆を行く、AETの(個人的な)イメージであるハイファイオーディオスタイルで攻める！そんなケーブルに感じました。こういうサウンドの方向性というか狙いたい方向性というか。たとえ受け側の勘違いだとしてもコンセプトをはっきり感じたり思い込めるようなプロダクトは個人的に好物です。気になる方はぜひ！

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皆様のご来店をお待ちいたしております!!

それでわ！