初心者の方やギターのことを知りたい方へ
2016-11-21
いつもご利用ありがとうございます。
新宿店1階ギターフロア担当 遠藤と申します。
今回はエレキギターをこれから始められる方や、エレキギターを持っているがエレキギターについて全然知らないという方に2つの代表的なモデルをご紹介いたします。
画像左がFender社がだしたストラトキャスターというモデル!!
画像右がGibson社がだしたレスポールというモデル!!
両メーカーともギターメーカーとしてはとても有名なメーカーなので1度は聞いたことのある方もいるかと思います。
それでは両モデルの仕様について画像をご覧いただきながらご説明いたします。
まず、ギターの1番上の部分をヘッドといわれますが、このヘッド部分をみてみましょう。
↑がストラト
↑がレスポール
ストラトキャスターは音を調整するパーツ:ペグが6つ左側に付いております。
それに対して、レスポールはペグが左右に3つずつになっております。
ストラトのヘッドの形状は当モデルを考案されたレオフェンダー氏がバイオリンのヘッドをイメージして製作されたそうです。
レスポールのヘッドはアコースティックギターのヘッドのデザインを受け継いで左右3つずつとなっております。
次は、ヘッドの下の細長くなっているネックといわれる部分をみてみましょう。
↑はストラト
↑はレスポール
このネック部分になにやら金属の棒のようなパーツが付いてますね。この横棒の部分をフレットといい、ストラトタイプには21個のフレットがついております。対してレスポールは22個となっております。このフレット数が多いほど高音域の演奏が可能になります。
また、現在発売されているストラトキャスターのモデルよっては22個のフレットが付いていたり、レスポールも24個のフレット数が付いているものがありますので、ご購入の際はフレット数も1つの判断基準にするといいですね。
次は、ネックとボディの付け根をみてみましょう。
↑はストラト
↑はレスポール
ストラトはネジで留めてあるボルトオンネック構造となっております。
ボルトオンネックは弾いたときの音の反応が速い(音の立ち上がりが速い)のが特徴となっております。別名デタッチャブル構造ともいわれます。
レスポールはボディとネックが接着されているセットネック構造となっております。
セットネックは音の持続がよく粘りのある音やサステインが得られると表現されることがあります。
現在、エピフォンやマエストロのレスポールにはボルトオンネックが採用されているモデルもございます。
次はボディ部分を見てみましょう。
↑はストラト
↑はレスポール
ボディ中央部分にレスポールだと2つ、ストラトだと3つ付いてるパーツがございます。
このパーツをピックアップとよび、弦振動を電気信号に変換させるパーツになります。アンプから出力される音で大きな役割を担っております。
レスポールの多くはハムバッカーと呼ばれる低音から中音が強調されるピックアップを搭載しております。柔らかく温かみのあるサウンドです。
ストラトの多くはシングルコイルと呼ばれる高音が強調されるピックアップが搭載されております。歯切れがよく透き通ったサウンドとなっております。
そして、レスポールだとボディ左上、ストラトだと右下にピックアップセレクターと呼ばれるスイッチが付いておりこのスイッチ動かすことによってそれぞれのピックアップが作動する位置を設定する事ができます。
↑はストラト
↑はレスポール
次にレスポール、ストラトのボディ右下にあるノブがございます。
↑はストラト
↑はレスポール
こちらのノブを動かすとボリューム(音量)やトーン(音色)を変化させる事ができます。
レスポールだとボディ上側にあるピックアップと
下側にあるピックアップそれぞれのボリューム(音量)やトーン(音色)コントロールノブがついておりますので、全部で4つのノブになります。
ストラトはマスターボリュームといって、1つのボリュームノブで全てのピックアップの音量を調整できます。あと、トーンコントロールが2つあり上側のピックアップと中央のピックアップの音色を変化させることができます。
最後にボディの下にあるパーツ、ブリッジを見てみましょう。
レスポールのブリッジはチューンオーマチックといわれチューニングが安定しやすい構造となっております。
ストラトのブリッジはシンクロナイズドトレモロと呼ばれアームというパーツ取り付けることで音程を揺らすことができます。また、各々の弦の調整を行なえます。
これからギター始められる方やストラトかレスポール購入検討している方に少しでも参考にしていただけると幸いでございます。
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