80年代を代表する名器到着!
2015-12-21 こんにちわ、こんばんわ福岡店の福くんです。きたぜ、名器 H.SELMER ALTO SAX SUPER ACTION80!

いわゆるエイティーですがこれが鳥肌立つほど美品です。
わずかにキズはありますが30年前の楽器と考えれば極上といって良いでしょう!
とにかく見てみましょう。

SUPER ACTION 80 は1980年頃、シリアルでいうと31万番前後から製造され
1980年頃中ごろに38万番あたり、わずか5年程度で生産完了!
そして現在でも大人気のSERIEIIへと生産を移すわけです。
そう考えるとMARK6よりも生産本数は少ないということですねぇ。。。




MARK7からSERIEIIの転換期モデルですが、
今回のものはシリアル37万番手で最後期の80ということになります。


やはりこの時期のセルマーはなんといっても飴色ラッカーといいましょうか、
色味の強いゴールドラッカーが良い雰囲気ですね。
さらに彫刻もボリュームがあって「これぞセルマー!」という方も多いでしょう。
この年代の楽器はよく見ると現行モデルと結構違うものなんです。
たとえばLowキイを見てみましょう。
SUPER ACTION 80

SELES AXOS

現行モデル(これはAXOSですが、、、)は
低音のCとD♯が1本の柱で組まれているのに対し、
80や初期のSERIEIIではCとD♯が独立して組まれています。
SUPER ACTION 80

SELES AXOS

また最低音の発音に大きく影響を与えるC♯止めネジも
横からアームがでていてなかなかゴテっとしたデザインです。
SUPER ACTION 80

SELES AXOS

U字管についているボウガードもなかなかボリュームのあるデザインですね。
「昔のセルマーは吹き応えがあって・・・。」
的なお話がありますがこれはこのパーツ量に起因するのではないかと思います。
ちなみに全体的な重量を比べてみると

SUPER ACTION 80 2.56kg

Seles AXOS 2.46kg
で、SA80の方が重いことがわかります。
ただ華やかさはむしろ現代の楽器のほうがあるように思いますので、
軽量=マイナスってわけではありませんのでお間違えなきよう。

ちなみにネック単品の重さは120gでしたので
およそネック1本分重い!ってわけです。
そりゃ吹き応えありますね。
80年代の楽器というのはヤマハ、ヤナギサワともに
ややハードに使われた個体、使い込まれたものが多い印象ですが、
これはなかなか良いコンディションです。
特に80においていえば生産本数10万本に満たないモデルですので、
このような個体に出会うのは本当に稀です。
ぜひこの名器をお手元に!

SELMER SUPER ACTION 80 S/N:37**** 398000円税込み
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