Fenderのススメ

?Jaguar編?

2015-11-28 いつもご利用いただきましてありがとうございます。
新宿店1階　阿部＆デューク工藤です！！

本日ご紹介させて頂きますギターはコチラ！！

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■【中古】Fender USA / New American Vintage ’65 Jaguar Sonic Blue　188,000円 (税込)

1960年代初頭フェンダー社は新モデルとしてジャガーを発表します。
同時期に発表されたモデルではジャズベースがニューモデルとして登場しました。
ジャガーは58年に発表されたジャズマスターの要素を含んだミディアムスケールギター（24インチスケールで
通常ジャズマスター､ストラトなどは25.5インチスケール）として当時流行していたサーフミュージック
の流れで開発され、
広告の仕方もサーフィンをする若者をモチーフに、当時の裕福な白人の若者をターゲットにしていました。

こうした時代背景のなか登場したジャガーだが、60年代後半になるとエリッククラプトン、
ジミーヘンドリックス、ジェフベックなどのギターヒーローがストラトキャスターを
使用し始め、人気は逆転しました。
音楽のスタイルにより必要とされる楽器が変わり70年代になるとジャガーは生産中止になり、
80年代にはジャズマスターも生産中止となってしまいます。

90年代に入ると新しいロックスターが登場し再び注目を浴びるきっかけになるのが、
カートコバーンなどのグランジロックそしてオルタナティブ、ネオサーフのミュージックシーンが生まれたからですね。
今日では日本のバンド、ボーカリストなどが好んで持つ姿をよくみますが、
これも90年代に登場したロックスターのリスペクト、サウンドの使い方の進化です。
クリーントーンからクランチまで幅広く使える音として、これからもジャガーは愛され続けられるでしょう。

こちらのモデルは65年モデルから採用された、ネックバインディングとドットポジションのデザインが65年の特徴です。
翌年からはブロックポジションになるので、レアな仕様です！
商品名にございます、FSRとはFactory Special Runという、略称です。

ボディーシェイプは”オフセットウエストシェイプ”のボディで、立って持った時くびれたボディのラインが
垂直に重なるとてもバランスの良いシェイプです。
アームは”フローティングトレモロシステム”でジャズマスターと同様です。
中にスプリングが入っており表側のプレートのネジを回すとアーミングのバランス調整がとれます。

もう一点ブリッジ機能でトレムロックというアームを固定する機能がついていて、
構造はプレート表側の丸いツマミをボディーエンド側にスライドさせると中のアームプレートがアームアップする事が出来なくなり、
先程のアーミング調整用のネジを締め付けていくとアームはほぼ固定される仕組みになっています。
アッセンブリー関係は”プリセットスイッチシステム”がジャガー、ジャズマスター共についており、
これはスイッチを上に上げるとボリュームとトーンコントロールがフロントのピックアップのみ調整が可能で、
ポットの抵抗値の違い等から音色はオンの時の方が音は太目で甘い音色になります。
スイッチオフの時は、それぞれのピックアップのオンオフスイッチがついており、
更にその横にローカットスイッチがついていて、これをオンにすると”シャキッ”とした鋭い音になります。